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サイバー覗き犯逮捕・火星表面に氷の層を発見・極小宇宙望遠鏡で地球外生命探査 #egjp 週末版104

Munenori Taniguchi
2018年1月15日, 午前07:00 in Weekend
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1週間のあいだに拾いきれなかったニュースをいくつかピックアップしてお届けします。今回は「サイバー覗き犯逮捕」「火星表面に氷の層を発見」「極小宇宙望遠鏡で地球外生命探査」といった話題を取り上げました。

現在のCRISPR遺伝子操作はヒトには機能しない可能性

CRISPR-Cas9として知られる遺伝子操作技術は、DNAの二本鎖を切断しゲノム配列の任意の場所を削除挿入・置き換えることで病気治療や治癒といった目的を実現するための遺伝子操作技術です。ところが、DNAの切断に用いるCas9タンパク質のうち最も頻繁に使われる2種類が、人間の細胞では機能しない可能性があるとの研究結果が発表されました。

この研究では、被験者のうち65~79%が、Cas9タンパク質への抗体を持っており、遺伝子操作した細胞を注入しても効果が得られない可能性があるとのこと。これらのタンパク質は黄色ブドウ球菌や化膿性連鎖球菌をベースとしており「安全で効果的な使用を妨げる」可能性があり、最悪の場合は患者に重い毒性を
引き起こす可能性もあるとのこと。

研究がまだピアレビューと呼ばれる研究者どうしの相互評価も終えていない点は注意が必要ですが、もし実際の大半のCas9タンパク質が人体の免疫によって機能しないならば、今後は患者自身の細胞を抽出してCRISPRを適用しなければならなくなるかもしれません。

火星表面近くに地下氷層を発見


NASAが、火星探査機MRO(Mars Reconnaissance Orbiter)によって、火星表面に氷の層が存在するのを発見したと発表しました。将来的には飲料水や燃料を作るために簡単に利用できる可能性があるとのこと。

この氷は地下3~5フィート(1~1.5m)のところにあるのが8か所発見されており、なかには氷が露出しているところもあるとされます。

この発見はこれまでで最も火星表面の水の存在を確定的とするものの、一方で火星の表層近くに海のように大量の氷が埋まっていることを決定的に証明するには至りません。また、水が存在するとしても大量の塩類、もしかすると有毒な過塩素酸塩が溶け込んでいる可能性もありえます。

それでも、将来の火星ミッションで探査用ローバーをどこに送り込むべきかは、今回の発見でほぼ固まったといえそうです。

地球外生命を探す極小宇宙望遠鏡、2021年に打ち上げへ

NASAがアリゾナ大学と共同開発中のSPARCS(Star-Planet Activity Research CubeSat)が、2021に打ち上げられる予定です。SPARCSはキューブサットと呼ばれる、牛乳パックを複数組み合わせたぐらいの大きさの人工衛星として作られる宇宙望遠鏡で、太陽の1/20ほどの明るさの恒星を2種類の高感度紫外線センサーで分析し、どのぐらいの放射線を発しているかを調べます。

赤色矮星など暗い恒星では近年大量の惑星が発見されるようになり、温度的に液体の水が存在可能なハビタブルゾーンを公転しているものもたくさん見つかっています。ただ、それらの多くに懸念されるのは液体の水が存在するとしても、恒星からの強い放射線にさらされて生命が存在できないのではないかということ。SPARCSはこうした恒星が従える惑星に生命が存在し得るかを確認するために開発されています。

現在はハッブル宇宙望遠鏡がこうした星々の観測に用いられているものの、数々の観測をこなさなければならないハッブルは長時間の専有ができません。その点、SPARCSはハビタブルゾーンでなく、赤色矮星が放射線をどのぐらい放出するのか、またどの星ごとの放射線量に差異があるのかを数週間に渡って継続的に観測することが可能な運用をするとのこと。

2021年以降ではあるものの、小さな宇宙望遠鏡が世紀の大発見をするなどということも、もしかしたらあるかもしれません。

Virgin Galactic VSS Unityが11度目の飛行テストを成功

2014年に墜落事故を起こしたVirgin Galacticが改良版SpaceShipTwo、VSS Unityの11度目の滑空試験を成功させました。Virgin Galacticは当初、全部で8~15回の滑空テストを経た後に推進飛行テストを実施するとしており、そろそろ次の段階が見える時期にさしかかっています。

すでに顧客の再整理も始まっている模様で、イタリア宇宙機関は軌道上での科学研究にVSS Unityを使う契約を締結したとも伝えられています。

キャリア13年のサイバー覗き犯が逮捕

The exterior of the U.S. Department of Justice headquarters building in Washington, July 14, 2009.    REUTERS/Jonathan Ernst    (UNITED STATES)
自作マルウェア「Fruitfly」を作成し、2003年から2017年にかけて他人のPCを覗き見していた米オハイオ州在住の男Philip Durachinskyが逮捕されました。Durachinskyはこのマルウェアを数千人に感染させ、ユーザーがポルノ関連の単語を入力したときに通知するよう仕掛け、その手の画像をご丁寧にメモ付きで自動保存していたとのこと。

Fruitflyの機能はそれだけでなく、ログイン情報やプライベートなチャット、医療記録などを盗み、さらにキーロガーやスクリーンショット、ウェブカメラによる映像の取得までも可能だったとされます。

このようなマルウェアは個人的な理由で作成されるものもあり、ターゲットは無差別に選ばれます。たとえ自分のPCで個人的なチャットをしたり、秘密の画像をPCに保存したり、大人向けのサイトにアクセスしたりしない自信があるとしても、ウィルス対策だけはしっかりとしておく必要があります。

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