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新たに電気の通り道を形成して回路を自動修復するロボットの皮膚のための新素材を発見

何度傷ついても自動的に直ります

Engadget US(翻訳 金井哲夫)
2018年6月4日, 午後04:00 in science
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[Engadget US版より(原文へ)]

これまで人型ロボットは、非常に固くて、ダメージを受けやすく、修理が困難でした。そこで科学者たちは、文字通り、ロボットの面の皮を厚くすることを考えました。

柔らかくて、柔軟に変形する回路を導入することで、長期的な事業経費を低減させようと試みましたが、それでも、皮は裂けたり穴が開いたりします。そうした問題の解決策が、ひとつの新しい技術の進歩の中にありそうです。

カーネギーメロン大学の研究グループは、ロボット用に柔らかい素材を使用した電子回路にありがちな、表面の傷や電気的な故障に対処できる方法を発見しました。これまでの試みと同様に、ポリマーの一種を使用します。柔軟でダメージに強い素材を作るために、Carmel Majidiとそのチームは、ガリウム・インジウムをベースとした合金の液体微液滴を柔らかいエラストマーの外皮に注入したのです。

基本的にこれは固体と液体のハイブリッドで、衝撃を吸収する伸縮性と弾力性があり、さらに、何度傷ついても自分で修復できる性質があります。これ以外の自己修復型の柔らかい電子回路は、ほとんどが熱を当てるか、湿度を高めるか、手で組み直して元の健全な状態に戻す必要がありました。しかしこの金属とエラストマーの複合体は、自分で電気の通り道を新しく形成し、自己修復を行います。

この複合体のアイデアは、自己修復の能力がある神経組織からヒントを得たとMajidiは話しています。神経可塑性を完全に模倣したわけではありませんが、この金属とエラストマーの複合体は、電気的なダメージを受けやすいウェアラブル・コンピューターや飛行船の胴体の配線の保護に役立ちそうです。ただし、工学的、構造的なダメージを自己修復できる素材はまだありません。ロボットの電気的なダメージと構造的なダメージの両方を修復でき、鉄腕アトムのように、もっと安全に人間と関われる素材の開発が最終的な目標です。

編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
原文著者:Katrina Filippidis




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