Sponsored Contents

Weekendの最新記事

Image credit:
Save

ホーキング博士最後のブラックホール論文・Flashアプデするマルウェア・Model 3が10万台 : #egjp 週末版137

遅くなりました

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年10月15日, 午後12:00 in Weekend
33シェア
4
29,"likes":8
0

連載

注目記事

折り畳めてとっても軽い!1万2000円の小型ジンバル「VLOG Pocket」はYouTuber入門におすすめ(小彩 楓)

折り畳めてとっても軽い!1万2000円の小型ジンバル「VLOG Pocket」はYouTuber入門におすすめ(小彩 楓)

小彩 楓, 11月17日
View
世界初の完全分離骨伝導イヤホン「earsopen PEACE」でネクストレベルの「ながら聴き」を体感

世界初の完全分離骨伝導イヤホン「earsopen PEACE」でネクストレベルの「ながら聴き」を体感

View
1週間のあいだに拾いきれなかったニュースをいくつかピックアップしてお届けします。今回は「ホーキング博士最後のブラックホール論文公開」「Flashアプデもするマルウェア」「テスラModel 3生産が10万台到達」

Flashをアップデートする裏で暗号通貨採掘するマルウェア

w01
セキュリティソフトメーカーPalo Alto Networksが、Flash Playerのアップデーターを装ったマルウェアがを発見しました。このマルウェアは8月ごろから出回り始めたとされ、実際にFlash Playerをアップデートしつつ、暗号通貨マイニングソフトウェアXMRigをユーザーのPC上で動作させます。

研究者らはFlash Playerのアップデーターを装った"AdobeFlashPlayer"で始まる実行形式のファイルが113種類も出回っているのを見つけました。発見された偽のアップデーターは、起動すると最初に信頼できない発行元のファイルであるとの警告が表示されます。そして、それに気づかずにインストールを続行した場合に、実際のFlash Playerの最新版とともにマルウェアがインストールされてしまうとのこと。

ちゃんとFlash Playerもインストールされるため、ユーザーはマルウェアに気づきにくくなります。Flash Playerに限らず、自身のPCになにかプログラムをダウンロード、インストールする場合は、その出処をきちんと確認してから行なう習慣づけを、普段からしておくべきかもしれません。

チャンドラX線観測衛星もジャイロの故障でセーフモードへ

nasa
NASAは先日、ハッブル宇宙望遠鏡のジャイロが故障し、運用が困難になったことから、セーフモードへ移行させる決断を下しました。しかし、NASAの宇宙望遠鏡の老朽化はハッブルだけにとどまりません。今度は1999年に打ち上げられたチャンドラX線観測衛星が、セーフモードへと移行しました。やはりこのケースも、姿勢制御のためのジャイロの不具合の可能性が高いとされます。

セーフモードへの移行は10月10日に発生しました。しかし、システムはその後バックアップハードウェアを起動し、太陽電池パネルを最適な向きに調整することに成功しています。

チャンドラX線観測衛星は、当初5年間の観測期間を想定して打ち上げられました。しかしハッブル宇宙望遠鏡等と同様に、予定を大きく越えて19年もの間、稼働し続けてきました。

故障に関する調査は進行中ですが、チャンドラ担当の天文学者ジョナサン・マクダウェル氏は、ハッブルと同時期に故障が発生したのは単なる偶然だとしています。

ホーキング博士のブラックホールに関する最後の論文がオンライン公開

hawking
この3月にこの世を去ったスティーブン・ホーキング博士は生前、ブラックホールを取り巻く謎の解明に取り組んでいました。そして、その研究論文がホーキング博士と共同で研究を行ってきたケンブリッジとハーバード大の研究者らによって、ArXivに公開されました。

ブラックホールの表面、すなわち事象の地平面では、物理的情報が永遠に保存されると考えられます。しかし、ホーキング放射によってブラックホールが消失する際にはそれらの情報も、ともに消え去ってしまうため、量子物理学におけるパラドックスを形成してしまいます。これはブラックホール情報パラドックスと呼ばれます。

今回の論文はこのブラックホール情報パラドックスに取り組む内容で、ブラックホールの境界(事象の地平面)を取り巻く「柔らかい髪」と呼ばれる光子によってその情報がどのように保存されるかを示しています。ホーキング、マルコム・ペリー、アンドリュー・ストロミンガー、サシャ・ハコら研究陣によると、ブラックホールにものが投げ込まれた際に、ブラックホールの温度が変化します。そしてそれがより高温になれば、エントロピーも増大してブラックホールの「柔らかい髪」に保存されるとのこと。

ペリー氏はホーキング博士が亡くなる数日前に、この研究について話し合ったとしています。その時は「コミュニケーションをとるのが難しくなってきていたものの、説明を聞いた博士は満足そうだった」とのこと。ただ、まだまだパズルはほんの少し解けただけであり、まだまだ研究しなければならないことが多く残っているとペリー氏は話しています。

米Amazon、受注管理センターに棚ピッカーロボを開発中

amazon
米Amazonの受注管理センター倉庫では大量の商品のピックアップ作業に多くの人員を投入しています。この作業では作業員が棚から受注済み商品をピックアップ、それを発想単位ごとに梱包するパッカーに受け渡します。

The Informationが報じたところによると、現在Amazonは、このピックアップ作業をロボットに置き換えるべく開発を進めています。すでにデモンストレーションが実施できるほどに開発は進んでおり、その様子を見た人の話では、コンベア上を流れる必要な賞品の箱をグリッパーと呼ばれるロボットアームで取り上げ、テーブルもしくは梱包用の棚に移動させる事ができるようになっているとのこと。

当然ながらこのような作業の自動化は雇用に影響をおよぼす可能性があります。ただし、少なくとも報道の時点ではAmazonはこの技術開発はまだまだ洗練する必要があり、非常に種類の多い商品の選択に対応できていないとのこと。たとえば、人間が作業すれば製品のケースが破損して洗剤などの内容物がこぼれ出てしまったような不良品を取り除くことも簡単であるものの、ロボットではそれがまだ難しいと説明します。

それでも、将来的にはこのような比較的単純な肉体労働はロボットに置き換えられていくことになるでしょう。米小売大手のウォルマートは、8月にこの手のピッカーロボットのテストを開始しています。

テスラ、10万台めのModel 3を出荷

Tesla
テスラは、普及型EV Model 3のなかなか向上しない生産能力で長らく苦労を続けてきました。しかし、先週、ようやくその累計生産台数が10万台に達したと伝えられています。

テスラは10万台達成について特になにもコメントを出してはいないものの、その結果は四半期ごとの報告にて公式に発表されることになるはずです。

自動車関連の情報に詳しいElectrekは、ここしばらくのテスラが一貫して月産5000台というModel 3の生産数を維持していると報じています。

振り返れば、テスラはModel 3の生産を開始した2017年7月にたったの30台しか生産できず、9月末の時点でも全部で260台の生産にとどまっていました。これでは、すでに予約を受けた台数をクリアするのは数年先の話になってしまうため、テスラはテント式建屋のなかに生産ラインを増設するなどの生産能力増強を実施しました。

また最近では、予約オーダーではなく標準的な構成を採用した共通仕様の即納モデルを用意し、予約内容の変更を促すと行った生産速度改善策も打ち出しています。

ただ、生産台数10万台を達成したとは言え出荷開始までに抱えていたModel 3の予約台数は45万台を超えています。その後はキャンセルも大量に発生しているとも言われるものの、日本などで必要な右ハンドル車はいまだ納車も始まっていません。テスラにはまだまだ生産のペースアップが求められます。



広告掲載についてのお問い合わせはad-sales@oath.com までお知らせください。各種データなどはこちらのメディアガイドをあわせてご覧ください。

Sponsored Contents