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グループFaceTimeの盗聴バグ訴訟、原告の弁護士が敗訴。アップルの予見可能性が証明されず

すでにバグは修正済み

Kiyoshi Tane
2019年5月11日, 午後04:00 in Apple
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今年1月にiOSデバイスやmacOSに搭載されたFaceTimeのグループ通話機能に、相手側が応答する前に音声が聞こえるバグ(いわゆる盗聴バグ)が見つかり、いち早く発見した親子にアップルが謝罪や報奨金を申し出たり米議会からアップルに説明を求める質問状が送られたことは記憶に新しいところです。

この一件につきアップルを訴えていた弁護士がいましたが、裁判所がアップルを支持して請求を棄却したことが報じられています。

米テキサス州ヒューストンに事務所を持つ弁護士のLarry Williams氏は、FaceTimeバグが報道された翌日にアップルを告訴。同氏によれば依頼人の宣誓供述を聞いている最中に何ものかによって盗聴されたとのことで、アップルに過失、製造物責任、虚偽表示および保証の侵害があったとして、懲罰的損害賠償を請求していました。

しかし裁判所は、FaceTimeの脆弱性が「不当に危険」であるとの同氏の主張は有効ではないと否定。それに加えて、アップルが問題のバグについて認識していたり、未知の第三者が本人の許可なしに通話を聞くことを予見できたと証明する十分な証拠を提供していないと指摘しています。

さらに裁判所は、損害を引き起こしたというiOS 12.1(FaceTimeバグが含まれていたバージョン)の欠陥につき、アップルに設計または製造上の過失があったとの事実も提示していないとして、William氏の訴えを却下。要は同氏が法律の基本原則である「過失犯の前提としての予見可能性、つまり注意していれば避けられたものを不注意で避けなかった」ことの証拠も出さず、証明に失敗しているというわけです。

FaceTimeグループ通話の盗聴バグは、今年2月初めに配信されたiOS 12.1.4により修正済みです。とはいえ、iOS 12.1が配信された2018年10月末から不具合が発覚した翌年1月末までの約3ヶ月間は、バグによる被害が存在した可能性もあります。この期間について、もしもアップルの過失を裏付ける証拠を提出する裁判が起こされたなら、今回とは別のかたちの結果となるかもしれません。



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Via: MacRumors
Source: Scribd
関連キーワード: apple, facetime, groupfacetime, ios, ios12.1, lawsuit, MacOs
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