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「iOS 13」でiPhoneはどう変わる? 基調講演で明かされなかった新機能も(石野純也) #WWDC19

SDカードも読み込めるように

石野純也 (Junya Ishino)
2019年6月6日, 午前08:52 in Apple
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爆誕した「iPadOS」や、App Storeへのアクセスが可能になった「watchOS 6」など、サプライズの多かったWWDCの基調講演。その陰に隠れてしまいがちでしたが、やはり普及台数ベースで考えると、ユーザーにとっての影響が大きいのはiPhone向けの「iOS 13」です。ここでは、新機能の「ダークモード」や、機械学習を駆使して大幅に進化した「写真」アプリなどに加え、細かな点まで、次期OSで何が変わるかをチェックしていきたいと思います。



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▲数々の新機能を採用したiOS 13

基調講演で大々的にフィーチャーされたのは、「ダークモード」でした。黒を基調にしたデザインで、見栄えがよくなるのはもちろん、暗い場所で見るときに、まぶしいといったことがなくなるのはうれしいポイント。壁紙も、通常モードとダークモードで切り替えることができます。時間で自動的に切り替わるような設定にも対応しています。

ダークモードはシステム全体と、アップル純正アプリに対応しているほか、サードパーティ用のAPIも用意されるとのこと。アプリ側の対応は必要になるため、iOS 13になったからといって、即座にすべてのアプリでダークモードが使えるようになるわけではありませんが、ユーザーからの評判がよければ、徐々に対応は広がっていく可能性があります。

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▲暗い場所での視認性が上がるダークモード

ガラッと変わるのが、写真やスクリーンショットなどを管理する「写真」アプリ。ポイントは機械学習をフルに活用したところにあり、メモ用に撮ったホワイトボードの写真や、資料として取っておいたスクリーンショットなど、あとから振り返る必要のない写真が自動的に除かれます。連続して撮った同じようなカットも省かれ、人物写真や風景写真など、思い出を振り返るような写真だけがキレイに並ぶことになるというわけです。

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▲写真アプリには、アップルお得意のオンデバイス機械学習を活用。映える写真だけが表示される

写真アプリは、画面下に「日」「年」「月」などのタブが表示され、表示を切り替えることも可能。編集機能も強化され、ポートレートライティングで照明の位置や効果を変えることが可能に。動画の編集も写真アプリからできるようになり、フィルターをかけたり、縦横の回転ができたりといった機能が加わります。

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▲写真編集の機能も強化される

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▲動画の編集にも対応

基調講演では、iPadOSと重複する部分の説明が省かれていましたが、実はiPadOSもベースはiOS 13のため、iOSに対応する機能が多々あります。中でも、刷新されたファイルアプリは、iPhoneユーザーにとってのメリットも多そうです。新たなファイルアプリはSDカードの読み込みにも対応しているため、たとえばデジカメで撮った写真をLightning経由で読み込み、iPhone側で編集してSNSに共有するといったことも簡単にできるようになります。

編集などはiPadを使った方が画面が大きく、細かな操作もしやすいのは確かですが、iPhoneでできれば、移動中などのすき間時間を使うことができます。若干、コレジャナイ感があったこれまでのファイルアプリですが、新ファイルアプリでは、フォルダを自由に作成できるほか、ファイルサーバーへのアクセスも可能になります。iPhoneを、よりコンピューターライクに活用したい人には、待ちに待った機能といえるかもしれません。

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▲外部メモリの読み込みに対応したファイルは、iOSにも搭載される

ファイルに付随する機能として、Safariのダウンロードマネージャーにも対応するため、今までのように、ファイルを開いたあと、ファイルに保存したり、アプリで開いたりといった手間が減りそうです。PCでは当たり前の作法といえるかもしれませんが、それがiPhoneでできるようになるのは、歓迎すべきことといえます。

筆者の個人的な関心が強い部分でもありますが、iOSが搭載されるiPhoneならではなのが、通信やデュアルSIM周りのアップデート。基調講演では、「その他機能一覧」としてサラッと流されてしまいましたが、ここを見ると、「Low Data Mode」や「iMessage on Dual SIM」「FaceTime on Dual SIM」「Simultaneous phone call on Dual SIM」といった項目が数多くあります。

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▲その他の新機能には、通信に関連したものも多く含まれていた

Low Data Modeとは、おそらくデータ容量を節約するモードのことを指していると見られます。同様の機能を備えたブラウザなどは存在しますが、これをOSレベルで実装することで、アプリでの通信量を節約できる可能性がありそうです。格安SIMの低容量プランを使っているユーザーや、大手キャリアの段階制プランで料金を抑えたいユーザーには、うれしい機能といえるかもしれません。節約の程度がどの程度になるのかにもよりますが、"ギガ死"の救世主になりそうです。

逆に、App Storeからダウンロードできるアプリの容量制限も解除できるようです。大容量プランを契約していると、アプリのダウンロードのためにわざわざWi-Fiにつなぐのは面倒になってきますが、このオプションがあれば、そうしたわずらわしさから解放されます。

iMessage on Dual SIMやFaceTime on Dual SIMは、2つの番号を同時にiMessageやFaceTimeに登録できる機能になりそうです。現状のiOS 12では、デュアルSIMで使っている場合、iMessageやFaceTimeには、どちらか一方の電話番号しか登録できません。現実的には、2つ目のSIMカードはeSIMになり、データ通信用や国際ローミング用というケースがほとんどでしょう。そのため、2番号登録できるメリットはそこまでないかもしれませんが、香港版など、物理的なSIMカードが2枚入るiPhoneで、2つの電話番号を使い分けているときに重宝する機能になりそうです。

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▲現状ではiMessageとFaceTimeには、どちらか一方の電話番号しか使えない

Simultaneous phone call on Dual SIMは、文字通り捉えると、デュアルSIM利用時の同時着信機能ということになります。現状では、電話中にもう一方の電話番号に着信があると、自動的に留守番電話に飛ばされてしまいますが、どちらを取るのかが選択可能になるのかもしれません。上記のように、2回線目がeSIMの現状では、出番が少ないかもしれませんが......。

このような感じで、基調講演でフィーチャーされた機能、されなかった機能が分かれましたが、パフォーマンスの向上などに重きが置かれていた昨年から一転、iOSにもさまざまな新機能が搭載されるようになります。正式版の配信は例年9月に発表、発売される新iPhoneに合わせてになると思われますが、そのときが今から楽しみです。




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