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米FCC、5G通信用に「使われない2.5GHz帯」流用を要望。アクセシビリティ向上に効果大

教育向けテレビ放送用に振り分けられていた帯域

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年6月19日, 午後06:20 in Politics
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5Gモバイル通信に使用される周波数帯は、おおよそどの国でも数GHz~数十GHzの周波数を使用します。これによって通信速度が大幅に向上し、さらに他接続、低遅延といったメリットが実現できるとされています。

しかし、アメリカ連邦通信委員会(FCC)のアジット・パイ委員長は、より低周波数でこれまであまり使用されていなかった2.5GHz帯を5Gに割り当て可能にしたいと考えています。

現在、世界各国が5G用に割り当てを進めている周波数帯はこれまでのモバイル通信よりもさらに高い周波数の電波です。電波は周波数が高くなるとその特性が光に近づいていくため、次第に直進性が高くなり障害物の向こう側へ電波が回り込む回折が起こりにくくなります。

したがって高層建築や山合いの谷間など、または鉄筋コンクリートの建物内では通信状況が著しく悪化する問題を抱えることになります。またこうした高周波数帯は、気象レーダーや人工衛星、航空機、鉄道および船舶などの通信を妨害する可能性も含まれます。

米国では1960年代、教育専門テレビのようなサービスを提供するために2.5Hz帯の周波数が確保されていました。しかし結局その周波数帯は数十年にわたりほとんど使わなかったとアジット・パイ氏は述べ、このような中間周波数を掘り起こし、有効活用することでこれまでインターネット環境がなかった人たちにもネット環境を提供できると考えています。

ただし、2.5GHz帯の5G通信への利用に関してアメリカの教育省は、FCCに対して金銭的に困窮する学生へのインターネット環境提供に周波数帯オークションの収入の一部をまわすなど、教育的使用に関する要件を作成すべきだとの考えを示しました。

各所の思惑がすべて望みどおりになるかはわかりませんが、条件をのめばFCCは2.5GHz帯を得ることができるかもしれません。

FCCは7月10日に委員会を開催し、12月に行う予定である37GHz、39GHzおよび47GHz帯のオークションに関する詳細を決める予定です。これは超高速通信を実現する「5G FAST」計画の一環でもあります。なお、米国のキャリアのうちSprintはすでに2.5GHz帯の一部を割り当てられているため、今回の動向はSprintにはあまり影響しません。しかし、より高い周波数帯域しか割り当てられていないキャリアAT&Tやベライゾンなどは、2.5GHzの追加獲得があれば5Gサービスのアクセシビリティを大きく向上させられる可能性が出てきます。




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Source: FCC
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