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世界初の折りたたみスマホ、FlexPaiの実機がやってきた!Galaxy Fold、Mate Xとの違いはどこにある?

改めて興奮する折りたたみスマホ。同じような形状だが3者3様、作りが違う

山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2019年7月10日, 午後06:20 in Flexpai
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サムスンの「Galaxy Fold」は発売直前のユーザーレビューで不具合が見つかり発売延期となり、ファーウェイの「Mate X」も今年9月以降に発売時期が延びるなど、2019年話題となるはずだった「折りたたみスマートフォン」はなかなか市場に出てきていません。そうなると2018年11月に「FlexPai」を発表したRoyoleの動きが気になりますが、同社のWEBページで注文はできるものの、実際に入手したという話はほとんど聞かれません。つまりFlexPaiも本当に市場に出ているか怪しい状況です。

FlexPaiの購入はWEBの直販の他、各国の正規代理店が取り扱いを行っているようです。実は日本でもNuibaなどの正規代理店を行っているYST(ワイエスティー)がRoyoleの正規代理店として、FlexPaiの販売を行っています。でも実際に入手できるのでしょうか?同社に問い合わせたところ、メーカーからの出荷は始まっており注文すれば購入は可能とのこと。そして実際にFlexPaiの製品版を目にすることがついにできたのです。

YSTのFlexPai製品ページ:Royole FlexPai

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筆者はCES2019とMWC19 Barcelonaで実機を見ましたが、パッケージを見るのは初めて。FlexPai本体は開くとタブレットサイズということもあってかパッケージは大きめです。真ん中にあるのはFlexPaiのロゴマーク。パッケージ側面にはROYOLEの名前もはいっています。さっそく開封すると、FlexPai本体が鎮座。紛れもなく製品として販売されていることを理解できた瞬間でした。

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本体を取り出すと、展示会会場で触ったときの興奮が久しぶりによみがえってきます。実はCES2019のRoyoleブースでFlexPaiを見たときは大興奮したのですが、その後2月にサムスンとファーウェイから相次いで折りたたみスマートフォンが発表になり、しかもどちらの製品もスタイリッシュ。個人的なFlexPaiへの熱は一気に冷めしまいました。しかし今、2019年7月時点で、世界で唯一の製品化された折りたたみスマートフォンがこの目の前にあるわけです。「何に使おう」「どう使えばいいのだろう」と、夢が膨らむばかりです。

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本体に触れる前にパッケージの中をチェック。筆者が一番気に入ったのがSIMトレイ取り出し用のピン、通称「SIMピン」です。ROYOLEのロゴが入った艶消しブラック仕上げなのですよ。本体が高い製品だけにこんなところにもこだわりを見せてくれるわけです。このSIMピンはぜひとも複数仕入れてSIMピンピアスにしたいもの。

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他には本体を拭くクロス、ユーザー登録案内、簡易説明書も入っています。

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この説明書にはディスプレイの使い方も記載されています。Galaxy Foldが発売前に一部ユーザーに製品を配布したものの、レビューではディスプレイをきちんと扱ってもらえず、結果として無理に破壊する例も続出し「壊れやすい」という強い印象を残してしまいました。説明もなくただ製品を配布するというのはマーケティング的に結局大失敗だったと言えるでしょう。

折りたたみスマートフォンのディスプレイは従来のスマートフォンと素材が全く異なります。たとえば表面はガラスではありません。それを知らずに「保護フィルムと思った」と考えたレビュワーが続出したのもうなづけるところです(とはいえピンセットなどをヒンジ部分に差し込まない限り、ディスプレイ表層をはがすことはできませんから、かなり無理しなくては「破壊」できないのですが)。

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ヘッドフォン、USBケーブル、撮影し忘れましたがType-Cと3.5ミリヘッドフォンジャックの変換ケーブル、18W出力のACアダプタも同梱。ACアダプタもSIMピン同様黒い仕上げでメーカーロゴが入っています。この辺りは一般的なスマートフォンと変わらないところ。

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さて本体の電源を入れると、初期画面にもディスプレイの取り扱いについての注意事項が表示されます。筆者が触ったGalaxy Foldにもこんな表示はされませんでした。説明書だけではなく設定初期画面にも表示するとは、折り曲がるディスプレイに細心の注意を払って使ってほしいという強いメッセージを感じます。

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ということでここからが本編、本体のファーストインプレッションです。筆者は幸いなことにサムスンのGalaxy Fold、ファーウェイのMate Xの実機にも触れることができましたから、ざっくりとそれらとの比較もしてみたいと思います。

まず製品版のFlexPaiは、CES2019などの展示会で見た製品よりも本体のつくりはしっかりとしているように感じられます。もちろん展示会展示品はまだ量産前のものではなかったのでヒンジ部分のつくりの甘さなどを感じたのですが、製品版はそのあたりがきっちり改良されているようです。ヒンジを曲げても曲げ方向への遊びが少なくなり、これなら毎日画面を閉じたり開いたりしても耐久性を心配する必要はなさそうです。

ディスプレイの平滑感ですが、表面はガラスではありません。ヒンジのカーブが大きいことで、ディスプレイのちょうど真ん中ではなく、真ん中を挟んで左右に「曲げ筋」がうっすらと見えます。そしてディスプレイそのものも横から透かすように表面を見てみると、透明の樹脂素材が貼られていることがわかるような、多少の波打ちが感じられます。ここは個人差が大きく表れるところで、折り曲げて小型化できるタブレットの利便性を利点と感じる人には気にならないでしょうし、「ディスプレイは美しくあるべき」という人には不満がのこると思います。

ちなみに平滑感の個人的な感想は、Mate X > Galaxy Fold >> FlexPai、といったイメージです。

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Galaxy Foldは開いた時にヒンジ部分にわずかな隙間があり、Mate Xは完全に閉じることができます。それに比べるとMate Xと同じ「山折り」構造のFlexPaiはヒンジ部分にかなりの隙間が開きます。閉じた状態でFlexPaiを持ってみるとたしかに厚さは感じられるのですが、隙間に関してはあまり気にならないように思います。むしろ本体の重量が320グラムと重いため、大きさよりもそちらが気になるところです。閉じた状態では小さいサイズになるだけに、さらに重いと感じてしまいます。

FlexPaiのOS/UIである「Water OS」はヒンジ部分のカーブの厚さを逆に活用して、ここにアプリや機能のショートカットを配置できます。そもそもFlexPaiのディスプレイは、閉じたときはこのヒンジ部分だけ別ディスプレイとして動作するのです。将来は画面消灯時にここに通知を表示できるようになれば面白いな、と思えます。

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ディスプレイが山折りタイプで閉じたときも両画面がそのままスマートフォンとして使えるのはMate Xと同じ構造。しかし閉じたときヒンジ部分に隙間があくのは谷折りタイプでGalaxy Foldに似ています。つまりFlexPaiはMate XともGalaxy Foldとも違うタイプのディスプレイを搭載したスマートフォンというわけです。そのため使い勝手も両者とだいぶ異なるでしょう。あるいは両者の特徴をそのまま引き継いだ製品なのかもしれません。

筆者も折りたたみスマートフォンを本格的に使うのは初めてで、「閉じてスマホ・開いてタブレット」という画面サイズを変えること以外にどのようなメリットがあるのかは、これから使いこんでいかなければ体感できそうにありません。まもなくやってくる5Gの時代はリッチコンテンツが増え、今のスマートフォンの画面サイズですら狭いと感じられるようになるでしょう。折りたたみスマートフォンはそんな5G時代に相応しい形状の製品と筆者は思うのです。そこでこれからFlexPaiを本格的に使い、折りたたみスマートフォンにどんな可能性があるのかを探っていこうと考えています。



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