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「ハリポタ魔法同盟」と「ポケGO」をじっくり比較、マシンスペックやIP的に間口が狭いゲームかも……(岡安学)

後発なのに足りない部分も多め

岡安学, @digiyas
2019年7月10日, 午後05:00 in Harrypotter
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7月2日に満を持して日本でもローンチされた「ハリー・ポッター:魔法同盟」(以下魔法同盟)。とりあえず1週間プレイしてみた感想をお届けします。実は筆者は「ハリー・ポッター」シリーズを書籍も映画もビタ一文触れたことがなく、知識としては魔法の世界が舞台の作品で、ハリー・ポッターとハーマイオニーとマルフォイという登場人物がいることぐらい。その分ゲームとして冷静に判断していきます。

魔法同盟はいわゆる位置情報ゲームで、同ジャンルで人気の「Ingress」や「ポケモンGO」の開発、運営をしているナイアンティックのタイトルです。魔法同盟も位置情報をもとにしたマップを利用し、自ら歩いて場所を移動することでゲームが進行します。基本的にはポケモンGOと同じような感覚で遊ぶことができます。(この記事ではポケモンGOを知っていると言う体で話をしますのであしからず。)

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ポケGOとゲーム性を比較

ポケモンGOではポケモンの捕獲が基本となっていますが、魔法同盟ではコンファウンダブルと言う魔法の痕跡を見つけて魔法生物を魔法界へ返したり、仲間の魔法使いを助けたりします。マップ上にあるエンブレム的なアイコンをタップすると、ポケモンGOで言うところの捕獲画面に移行します。一応ARをオンにしていると、スマホを使って周囲を見渡し、コンファウンダブルを見つけ出します。見つけたら、スマホを微調整して☆マークを重ねるとバトルや回収作業に入ります。これが結構面倒なうえ、かなりスマホのパワーを使うので、普段はオフにした方が遊びやすいかもしれません。

ポケモンGOでは捕獲するのにモンスターボールをポケモンに投げますが、魔法同盟では表示された魔法の軌跡をなぞることで魔法と唱えます。なぞり始めると画面上部のゲージが消費され、なぞり終わるとゲージの消費がストップ。このゲージの残量によって魔法の強さが変わるようになっています。ポケモンGOで言うところの、niceとかgreatとかexcellentのような評価の差がでます。軌跡を正確になぞることでゲージが回復するので、速さと正確さの両方が求められるようになっています。

また、出現したコンファウンダブルによって脅威レベルが違っており、脅威レベルが高いほど魔法が効かなくなっています。ポケモンGOで言えば捕獲するサークルの色が緑なのか、黄色なのか、赤なのかで、捕獲しやすさが変わる感じです。

ポケモンGOの場合は、ズリのみを使ったり、グレードの高いボールを投げたりすることで捕獲しやすくなります。魔法同盟でも同様に魔法の効きやすさを変えることができます。魔法薬を使うことで、脅威レベルを一時的に下げることが可能。RPGでの魔法薬などの消費アイテムは使いどころが難しく、某エリクサーはいつ使えばよかったか分からないままクリアしてしまったりします。呪文が強化される「奮起薬」は比較的手に入りやすいので、脅威レベル高いなって思ったらガンガン使うのもアリでしょう。

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このコンファウンダブルでできることは大きく分けると「回収」と「バトル」の2種類です。回収は魔法による罠の解除や、魔法を打ち消すことで魔法生物や魔法使いを助けるもの。バトルの場合はスワイプで星型のターゲットを合わせることでこちらの攻撃のフェーズに突入でき、攻撃は回収のときと同じく魔法の軌跡をなぞります。敵のターンでは防御魔法を発動しダメージを軽減できます。

同じようなシチュエーションでバトルと回収があるので最初のうちはちょっと混乱してしまいました。回収はポケモンGOの捕獲と同様で、捕まえられたか捕まえられなかったかの2択しかないですが、バトルの場合は体力ゲージ制で相手の体力を早くゼロにした方が勝利です。なので、回収の時もコンファウンダブルが魔法に耐えたと表示が出た場合は単純にやり直しとなるのですが、なんとなく累積ダメージがある気がして回数を重ねる毎に回収しやすくなってしまう気がします。

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コンファウンダブルを回収すると経験値が入り、一定数経験値がたまるとレベルアップします。レベルアップすると魔法力があがり、また回収や任務をこなすことで獲得できるアイテムで職業のスキルをアップできます。これによりコンファウンダブルの回収がよりしやすくなるわけです。ポケモンGOでは捕獲をし、ボールを投げれば投げるほど、モンスターボールの数が減っていきましたが魔法同盟では回収やバトルで魔法を使えば使うほど魔力を消費します。

ポケモンGOで言うポケストップにあたる宿屋に接触し、食事をすると回復します。ただ、この魔力はマップ画面では表示されておらず画面下の3つのアイコンの真ん中のスーツケースをタップし5つの項目の金庫をタップしないと確認できません。回収中やバトル中には表示されますが、その前に表示していないと魔力が少ない状態で回収に挑んで途中で魔力が切れてしまうこともあるので、そこは常時表示にしてほしいところです。

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ポケストップの話が出ましたが、ジムにあたるものもあります。「砦」と呼ばれる場所でここでは敵が数体待ち構えており、すべての敵をバトルで倒すことが目的です。最大5人まで同時に参加することができるので、ポケモンGOのジム戦やレイドバトルの様相ですが開始までの待ち時間が短く常時挑戦できるので不特定多数の仲間と一緒に戦うと言うことは稀です。基本的には元々仲間だった同士で参加すると言った感じです。

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他にも温室と呼ばれるポケストップらしきものがあり、ここでは魔法薬の元となる植物の回収や育成が可能。道ばたには魔法薬の素材がそこかしこに落ちているので、植物と素材を組みあわせて、自分で魔法薬を作っていく感じです。あとはポートキーというものがあり、拾った鞄に鍵を差し込むと、一定距離を歩くことで鞄を開けられるようになります。これはポケモンGOのタマゴと孵化装置のようなものです。鍵は何度も使える金色の鍵と1回で消費される銀色の鍵の2種類があり、これはムゲンふかそうちとふかそうちの関係と似ています。一定距離をあるくと魔法界への扉が開かれ、そこに入るとアイテムや経験値などを獲得できます。

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IP的に間口は狭いかも

とりあえず、序盤でやれることはこんな感じです。ポケモンGOと比べると結構やることが多く、面倒な感じもしなくもないですがそこは飽きさせないとも言えます。魔法同盟はポケモンGOよりも原作や映画に寄っている印象は受けました。

先述したとおり作品自体の知識はありませんが、ハリー・ポッターやハーマイオニーが事ある毎に出てきてアドバイスします。サトシやカスミが出てこないポケモンGOよりは、原作ファンが喜ぶポイントは抑えられているのではないでしょうか。

登場するコンファウンダブルや魔法生物、魔法使いなど、原作に即したグラフィックになっており結構なリアル描写になっています。ポケモンはキャラクター自体に愛らしさや魅力があったので知らない人でもすんなり入り込むことができましたが、元ネタを知らない人は魔法生物のグラフィックが苦手な人もいるのではないでしょうか。そういう意味ではポケモンGOより万人向けではなくファン向けに作られています。

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位置情報ゲームとしての特性の中で実際に歩いてプレイする。ゲームをプレイする人を外に連れ出すという、ナイアンティックの理念は再現されていますが、現実世界の人との交流の部分はまだ足りないような印象です。ポケモンGOではジムバッジの存在で、どこの場所のジムに立ち寄ったかがわかります。ギフトもどのポケストップでゲットしたギフトかわかります。レアポケモンの巣などもあり特定の場所への誘いもありました。これにより、さまざまな場所へ行きたくなる衝動にかられました。しかし、魔法同盟にはまだその部分が用意されていません。

先ほど魔力の表示について言及しましたが全体的にUIが使いにくいです。ソーシャル要素で、フレンドの登録や確認ができるのですがリアルの知人とフレンドになったとき、どのIDがどの人かわからなくなってしまいます。これはポケモンGOの時もあった問題だったのですが、すぐにニックネームの設定ができ自分がわかる表示名を追加することができていました。後発なのだから最初からニックネームの設定ができていてもよかったのではと、思う次第です。

ドラクエウォークβ体験会の時も感じましたが、数は少ないけれどポケモンGOやingressといった大ヒットタイトルが存在感を示している位置情報ゲームでは、新作はどうしても既存のゲームと比較されてしまいます。魔法同盟は初期段階のIngressやポケモンGOよりは完成度が高いと思いますが、現状と比較してしまうのでもの足りない部分も目についてしまいます。ただ、それは時間とともに解決していくので、長い目で見ればたいしたことではないかと。

それよりも、魔法同盟はあくまでも魔法同盟であって、ポケモンGOの「ハリー・ポッター版」ではないので、安易な比較はせず単体として楽しめばいいと思います。『ハリー・ポッター』の魔法界の雰囲気は良く出ていますし、位置情報ゲームとして以上にARゲームとしてはかなり秀逸です。ファンであれば、一度は触ってみることをオススメします。また『ポケモンGO』が性に合わなかった人は、意外としっくりくるかも知れませんので、まずは一度お試しを。

ただ、それなりにハイスペックのマシンを使っても熱が発生するくらいにマシンパワーを使って居る感じで、激しく電池も消費します。そういう意味ではマシン的にも、IP的にも人を選んでしまうところはなきにしもあらずです。




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