7月24日に新型「Kindle Oasis」(第10世代)が発売されました。AmazonのE-Ink電子書籍リーダーKindleシリーズの最上位モデルで32GB、広告なし、Wi-Fi+無料4Gモデルという一番高価な構成で4万980円(税込)という値付け。編集部に届いた実機のインプレッションをお届けします。
ディスプレイは7インチで、解像度は300ppi。25個のLEDライトを搭載しています。最大の特徴は明るいホワイトから暖かみのあるアンバーまで調整できる新機能「色調調節ライト」。24段階で設定でき、時間指定で自動で暖かみを変化するようにセットできます。色調とは別に明るさも24段階で設定できます。
▲一度暖色表示に慣れるとホワイト寄りの設定は眩しく感じてしまう
新型「Kindle Oasis」の色調調節。ホワイト〜アンバーに24段階で設定できます。https://t.co/YOsv8LDiGlpic.twitter.com/gRBtZuP7Ao
— Engadget 日本版の田沢梓門 (@samebbq) July 24, 2019
実機に触れてみると、指に引っかかりのある背面形状と、画面に触れることなく読み進めることができる「ページ送りボタン」の素晴らしさを改めて実感しました。フラットな形状で手の位置が安定しにくい「Kindle Paperwhite」「Kindle」と比較すると、Oasisはストレスなく片手で読書に没頭できます。
新型「Kindle Oasis」ページ送りボタンの良さを改めて実感しますhttps://t.co/YOsv8LDiGlpic.twitter.com/6BQ9lzGJoI
— Engadget 日本版の田沢梓門 (@samebbq) July 24, 2019
「Kindle Oasis」ページ送りボタンの地味にいいところ。ライブラリーをボタン操作でめくれること。タッチ操作だと、ページをめくりたいのに作品が開いちゃうことがあるのでーhttps://t.co/YOsv8LDiGlpic.twitter.com/pWDajcqc1X
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▲前モデルと同じIPX8等級の防水性能を搭載
入浴中に漫画を1冊読んだのですが、ページ送りボタンがあるおかげで誤操作なくスッスッと読み進めることができました。
▲漫画表示はこんな感じ
▲見開き表示も可能。ハンターハンターのように文字が細かい作品はサイズ的に読みづらい
明度調整と持ちやすい形状、ページ送りボタンは現行のKindleのラインアップでは最上位機種のみの機能。書籍リーダーに特化した端末としてはかなり高額ですが、価格相応の読書体験を手にできそうです。