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4Gフィーチャーフォンが面白くなってきた:山根博士のスマホよもやま話

ノキアブランド端末、デザインケータイが登場

山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2019年8月2日, 午前11:00 in mobile
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スマートフォン全盛の時代ですが、まだまだ通話用途で別途ケータイを使いたいという人はいるのではないでしょうか。とはいえ4Gの時代に通話だけしかできないケータイでは面白味がないと思うかもしれません。しかし、最近登場した2つの4Gフィーチャーフォンは、スマートフォンユーザーも使いたくなる製品なのです。

HMD Globalがリリースした「Nokia 220 4G」はコンパクトな手のひらサイズのフィーチャーフォン。「Nokia 220」は2014年に登場しており、その4G版と思われた本製品ですが、本体デザインには共通性はなく、どうして同じ型番が付けられたのかは不明です。ノキアブランドのフィーチャーフォンはHMD Globalがノキア製品を出すようになって、これまでに「Nokia 3310」「Nokia 8110 4G」と過去製品のリバイバルモデルを投入してきたので、今回もあえて過去と同じ型番を使いまわしたのかもしれません。

20194GF

Nokia 220 4Gは4G対応のため、HD Voiceのクリアな音での発着信が可能です。カメラは300万画素、ディスプレイも2.4インチ320x240ピクセルと必要最小限。これならデジタルデトックスができそうと思うのですが、OSはあのKaiOSをベースにしたFeature OSを搭載。これはNokia 8110 4GやNokia 3310の3Gモデルにも搭載されており、Opera miniが内蔵されているため最低限のWEBブラウジングができます。

20194GF

Feature OSにはFacebookやWhatAppアプリもあるため、このNokia 220 4Gでも利用できるはず。画面サイズが小さいもののSNSでのコミュニケーションを取ることができます。そもそも「SNS疲れ」なんて言葉がありますが、SNS無しではコミュニケーションできないのが今の時代です。デジタルデトックスするには「SNSの使えない端末」を使うのではなく、SNS表示が最小限の端末を使えばいいわけです。

4G2019F

Nokia 220 4Gの予定価格は39ユーロ、5000円以下です。発売は今月、2019年8月予定。Nokia 8110 4Gはデザインがちょっと飛びぬけてしまっていますし、価格もやや割高で1万円くらいしました。MVNOの余ったSIMを入れてサブに使いたい、なんて人にNokia 220 4Gは最適な端末といえそうです。価格も安いしHMD Globalにはぜひ日本市場への参入を再検討してほしいもの。世界的には2Gや3Gの停波も進んでいますから、海外旅行用途にも向いた製品でもあるでしょう。

4G2019F

もう一つ、特徴的な4Gフィーチャーフォンとして特筆したいのがPunkt.の「MP02」。MP02はディスプレイ表示すらモノクロで、Webの利用は全く考えられていません。ところが価格は税込みで4万4064円。ミッドレンジクラスのスマートフォンが買える値段です。この値段を見て「高い」と感じる人も多いでしょうけれど、そもそもMP02はIT製品としてスペックに価格が付けられた製品ではないのです。もしもMP02のデザインを見て「いいデザインだな」と感じたら、4万円を出してもぜひ買ってほしいと筆者は思います。

MP02は4G通信可能、充電はUSB Type-C、通話とSMSができる、主な機能はこれだけです。しかし4G通信ができるため、テザリング機能を備えており、ホットスポットとして使えます。つまりMP02が他の端末のデータ通信モデムにもなるわけです。MP02の製品紹介のWEBページを見ても「インターネットとはどっぷり浸かるものではなく、少しだけ浸るもの」とあります。MP02のデザインがいくら良くとも、デジタル社会と完全に決別する製品では購入を悩んでしまうでしょう。

特徴的なMP02のデザインは、デザイナーのジャスパー・モリソン(Jasper Morrison)氏が手掛けています。その詳細は過去に記事を書いたのでそちらを読んでいただくとして、存在そのものに美しさを感じられるだけではなく、手に持った時にも心地よく使うことができるデザインに仕上げられています。


筆者は2G対応の初代「MP01」を所有していますが、普段は机の上に置いたままにしています。PCのディスプレイの前に座って仕事をしながら、時々目に入るMP01のフォルムを見るだけで「ちょっと電話をかけてみようか」と思えるのは不思議です。また長電話をするときなどはスマートフォンではなくMP01を使うことも多いのです。この感覚は他のスマートフォンでは味わえません。そしてその感覚を味わいがために数万円を支払い、満足しているのです。

プロダクトとして持つことで精神的に豊かになれる、そう思える製品はなかなかありません。もちろんデザインに対しての個人個人の嗜好は異なります。MP02を見て「なんとなくいいな」と思ったら、ぜひ一度実際の製品に触れてみてほしいと思います。実機が触れるお店が日本でも増えるといいのですけれどね。



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関連キーワード: 4g, FeaturePhone, mobile, MP01, MP02, nokia, Punkt.
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