Sponsored Contents

transportationの最新記事

Image credit:
Save

ANAの新ビジネスクラス「THE Room」は24インチ4Kモニター付きの快適スペースだった:旅人目線のデジタルレポ 中山智

ビジネスクラス以外も充実の快適機能が満載

中山智 (Satoru Nakayama), @yenma
2019年8月2日, 午後01:30 in transportation
92シェア
28
64
0

連載

注目記事

折りたたみスマホ Galaxy Fold レビュー。ガチ勢専用の高コスト可変機
12

折りたたみスマホ Galaxy Fold レビュー。ガチ勢専用の高コスト可変機

Ittousai, 10月11日
View
iPhone 11 / Pro / Maxレビュー。「11以降」と旧型を分ける超広角カメラ標準化とAR・機械学習の関係

iPhone 11 / Pro / Maxレビュー。「11以降」と旧型を分ける超広角カメラ標準化とAR・機械学習の関係

Ittousai, 9月20日
View
旅人ITライター中山です。先日、日本の航空会社ANAが長距離路線で使用しているボーイング777-300に新シートを導入するというニュースが飛び込んできました。特にファーストクラスとビジネスクラスは10年ぶりのリニューアル。しかもビジネスクラスは「THE Room」という名前からもわかるとおり、個室タイプになっています。

個室タイプのビジネスクラスというと、筆者は以前にもカタール航空のQsuiteのレポートをしています。


カタール航空のQsuiteでは長距離路線も快適にすごせましたが、ANAの「THE Room」はどうなのか? 是非ともチェックしたいところです。

とはいえ実際にビジネスクラスに乗れるチャンスはなかなかありません。そこで今回はANAがマイレージ会員向けに開催していた体験会に参加させてもらい、新シートをチェックしてきました。

ANATHEroom
▲マイレージ会員向けに新シートの体験会を開催していた

新しいビジネスクラスの「THE Room」は日本を代表する建築家・隈研吾氏に総合監修によるデザイン。進行方向とは逆に向いた席と組み合わせることで、広い空間を確保しています。これはカタール航空のQsuiteも同じですが、椅子の横幅はANAのほうが上。ワイドシートになっていてかなりゆったりとした印象です。

ANATHEroom
▲ゆったりと座れる新しいビジネスクラスの「THE Room」

ANATHEroom
▲フルフラットにした状態はまさにベッド

ANATHEroom
▲寝ながらシートベルトをしてみた

ANATHEroom
▲ドアを閉めれば半個室になり、ひと目を気にせずすごせる

個人的にもっとも気になっていたのが、シートモニター。24インチで解像度は4Kとなっており、このスペックもカタール航空のQsuiteより上です。さらにシートにはHDMIの入力端子も用意されているので、パソコンやスマートフォンから映像を出力することも。残念ながら体験用のためシートモニターは通電しておらず、映像出力を試すことはできませんでしたが、ノートPCをつないで大画面で原稿を書くなどの作業ができそうです。

ANATHEroom
▲残念ながら通電はしていなかったが、シートモニターは24インチで4K対応

ANATHEroom
▲HDMI端子がありPCやスマホの映像を出力できる

ANATHEroom
▲テーブルも広くノートPCを広げてもそのほかに資料を広げたりするスペースがある

ANATHEroom
▲テーブルはレバーで好みの位置に固定できる

そのほかシートにはユニバーサルタイプの電源がひとつと、USBポートがふたつ用意されています。USBはType-CではなくType-Aですが、ケーブルを用意すれば複数台のスマートフォンやタブレットへと給電可能。筆者のように持ち歩いている端末が多いユーザーにはうれしいポイントでしょう。さらにUSBポートにケーブルをさしてスマートフォンやタブレットを充電しながら収納しても、ちゃんと収納スペースの扉が閉るような工夫もなされています。

ANATHEroom
▲ユニバーサルタイプの電源とUSBポート

ANATHEroom
▲シート脇にもうひとつUSBポート

ANATHEroom
▲リクライニングの調整はボタンだけでなくダイヤル式も採用

さらにビジネスクラス同様、一新されたファーストクラスは「THE Suite」という名前で、同じく隈研吾氏によるデザイン。「THE Room」とは違い、前後で向かい合わせのデザインではないため、占有スペース自体はファーストクラスだけあって「THE Suite」のほうが広いです。ただシートの座面幅はほぼ同じ。そのぶんオットマンなど足先のスペースは格段に広く、背広などを収納できるスペースも用意されています。

ANATHEroom
▲こちらはファーストクラスの「THE Suite」

ANATHEroom
▲入り口に背広などをかけて収納するスペースもある

シートモニターはさらに大きく43インチで解像度は4K。もちろんHDMIの入力端子も用意されているので、大画面で映像コンテンツを楽しんだり、パソコンの外部ディスプレイとして活用したりできます。

ANATHEroom
▲ファーストクラスのディスプレイは43インチ。筆者が自宅で使っているものより大きい

ちなみにボーイング777-300ではビジネスクラスとファーストクラスだけではなく、エコノミークラスとプレミアムエコノミーについても4月からボーイング787-10で採用されている新シートになっています。シートモニターが大型化されており、エコノミークラスでは13.3インチのフルHD、プレミアムエコノミーは15.6インチのフルHDとなっているのが特徴。エコノミーでさえモバイルノートPCサイズのモニターとなっています。

ANATHEroom
▲エコノミークラスのシートモニターは13.3インチ

ANATHEroom
▲こちらはプレミアムエコノミーでシートモニターは15.6インチ

ANATHEroom
▲プレミアムエコノミーのテーブルはもの置いたまま動かして、シートから出入りするスペースを確保できる

残念ながらエコノミークラスとプレミアムエコノミーのシートモニターには外部入力端子がないため、パソコンやスマートフォンからの出力には対応していません。エコノミークラスのシートって、前の人がフルリクライニングするとクラムシェルのパソコンが開きにくいんですよね。もし外部入力があれば、映像はシートモニターに表示できるので作業がしやすくなるのですが......。このあたりはほかの航空会社も含めて是非検討して欲しいところです。

ANATHEroom
▲エコノミークラスのシートにもユニバーサルタイプの電源やUSBポートはあるが、映像入力はない

またシートモニターは単純に大きくなっただけでなく、操作性なども格段にアップ。マルチタッチに対応し、画面の切り替えなども以前よりスムーズです。またANAの公式アプリを使ったスマートフォンとの連携機能もあり、搭乗前に機内エンターテイメントとして用意されている映画や音楽をお気に入り登録して管理可能に。搭乗してから何の映画をみるのか決めるのではなく、乗る前から観たい映画をピックアップしておけます。

ANATHEroom
▲アプリから機内エンターテイメントをチェックしてあらかじめお気に入り登録が可能

ANATHEroom
▲シートモニターとスマホアプリを連携させれば、お気に入りを同期させてすぐに探し出せる

ANATHEroom
▲キッズモードも用意されており、子供向けのコンテンツも豊富

ANATHEroom
▲マップ表示にはその地域に住んでいる動物が表示されており、タップすると拡大表示できる

このシートを採用したボーイング777-300は8月2日より羽田=ロンドン便へ投入されます。当面は隔日運航なので、狙って乗る場合にはスケジュールに注意しましょう。また秋以降は新シートを導入した機材が増える予定で、アメリカ路線などにも投入予定とのこと。ビジネスクラスの「THE Room」をはじめ、フライトがかなり快適になりそうなANAの新シート。機会があれば実際に乗ってみたいですね。




「TechCrunch Tokyo 2019」11月14日、15日に開催



広告掲載についてのお問い合わせはad-sales@oath.com までお知らせください。各種データなどはこちらのメディアガイドをあわせてご覧ください。

関連キーワード: aircraft, airplane, ana, transportation
92シェア
28
64
0

Sponsored Contents