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次世代宇宙望遠鏡の組み立て完了・マインクラフトでAIを強化・アレシボ天文台に1900万ドル : #egjp 週末版180

アレシボが地球に接近する小惑星を見つける

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年9月2日, 午前06:50 in Weekend
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この1週間で拾いきれなかったニュースをいくつかダイジェスト的にお届けします。今回は「次世代宇宙望遠鏡の組み立て完了」「マインクラフトでAIを強化」「アレシボ天文台に1900万ドル」などの話題をお届けします。

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の組み立てが完了

NASA/Chris Gunn
ハッブル宇宙望遠鏡の後継機とされるNASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、その組み立てをようやく完了しました。

本来なら2011年には打ち上げられ、とっくに軌道上にある予定だったはずのこの宇宙機ですが、計画される地球から150万kmの場所での運用の場合、発生した問題を修理しに向かうことはまず不可能。打ち上げ前にすべての準備を完璧にしなければならず、2016年11月の主鏡完成後も書くコンポーネントの統合作業や組み立てにおける細かな作業における不具合がみつかり、たびたび打上予定が延期されていました。しかしそれももう終わり、望遠鏡は組み立てを終え、まもなくテストに移るための準備が整っています。

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の機体部分には、太陽からやってくる赤外線を含む強い光から機器類を保護冷却するための、5層構造のアルミホイル上のシールドが張られています。おして約6.5mもあるベリリウム製の主鏡は、そのシールドを破損しないよう、クレーンでつり上げられて慎重に機体と接合されました。

技術者らは、まだ主鏡と機体部分の電気配線を接続し、様々な機能のテストを行う必要があります。現在の予定では、打ち上げは2021年です。

米国、CO2よりも温暖化影響大きなメタンの排出規制を緩和へ

Hero Images via Getty Images
アメリカ環境保護庁(EPA)は、オバマ政権時代に設けられたメタン排出に関する規制を、それ以前のれべるにまで緩和する提案を行いました。規制ではガス・石油産業に対し油田、タンクやパイプラインといった設備からのガス漏れを監視・制限する技術的措置を講じることを義務づけていますが、現政権はそれら施設におけるメタンの漏洩対策をなくしたとしても、深刻な大気汚染にはならないと主張、今回の提案はこの義務づけをなくし、その分の予算を新たなエネルギー開発に充てるよう働きかけます。

深刻な大気汚染にはならなくとも、温暖化、気候変動にとってメタンの放出は非常に大きな問題です。Wall Street Journalによれば、現在の米国の石油およびガス産業のメタン排出量は、自動車6900万台以上が排出する量に相当するとのこと。

これはつまり、もし規制をなくせば、米国で登録されている自動車の1/4に相当するメタン排出量が米国で増加する可能性があるということ。これにはさすがに環境保護団体などからの大きな反発が起こることが予想されます。それでなくとも、今年5~7月はそれぞれが観測史上最も暑い5~7月だったとされています。さらに、BP、エクソン・モービル、シェルといったガス・石油産業のメジャー企業でさえ、この規制緩和には反対の声を上げています。トランプ政権はオバマ政権が成し遂げてきた功績を潰すことに固執しているのか、"手ごろな価格のクリーンエネルギー政策"と称して石炭産業を後押ししようとしています。

アメリカの自動車産業は、政権による排気ガス基準を弱める計画に反対しており、一部は、より厳しいガイドラインに固執する協定を結んでいます。ガス・石油産業も同じように規制緩和よりも消費者へのイメージを優先してこれまでの規制遵守の方向性を撮る可能性もないとは言えません。

Facebook、マインクラフトでAIを強化

Microsoft
最近のAIは与えられたタスクを超人的な効率で実行でき、eSports分野でもStarcraft IIなどではトッププレイヤーを打ち負かすまでに至っています。しかし特定の作業についてスペシャリスト化することはAIにとっては得意分野かもしれないものの、広範な技能や判断を要求される作業などはAIには難しいこととされます。

Facebookの研究チームは、そのようなAIの苦手分野を克服させるために箱庭ゲームのマインクラフトを教え込もうとしています。Facebookによれば、マインクラフトはシンプルでありながら何でもできるその性質から、ジェネラリストAIを鍛えるために最適なのだとか。Facebookの目的は、最終的には日々のタスクで人々を助けることができるAIアシスタントを作りあげること。これは数年前から取り組んでいることでもあります。

アレシボ天文台、地球に接近する小惑星発見に1900万ドルの助成金を獲得

John Elk via Getty Images
NASAが、プエルトリコのアレシボ天文台似たいし地球の脅威となり得る小惑星の発見に1900万ドルの助成金を拠出したことを明らかにしました。この資金はアメリカ国立科学財団に代わって天文台を運営するセントラルフロリダ大学に与えられています。

NASAは、地球から500万マイル圏内に飛来する小惑星を潜在的な脅威と見なします。それは非常に広い間隔のようにも聞こえるものの、重力の影響は結果といて小惑星を地球に引き寄せ、大きな問題似なる可能性があるとのこと。たとえばこの夏、地球から約7万2000kmまで接近した小惑星は大きさが100m未満とされたものの、それでも地球に衝突していればたとえば東京ほどの大都市ひとつが消滅するほどの影響を与えたと推測されました。

アレシボ天文台はこのような地球近傍天体(NEO)を分析し、将来の宇宙採掘計画にも役立てる予定とのこと。直径約305mもの反射鏡を持つ電波望遠鏡は1963年に建設され、1964年には水星の回転周期の発見、1974年には2万5000光年離れたヘルクレス座球状星団M13に向け、知的生命体がいると想定してビットマップ画像を送信するアレシボ・メッセージといった大きな天文学的イベントに関わってきました。最近では経済的な危機や自然災害の苦しめられたものの、今回の資金獲得はまだまだ天文台の運用継続に活用されることになります。

Volocopter、航空管制システムとの連携テスト成功

Volocopter
ドローンタクシー事業への参入を目指すVolocopterは、フィンランド・ヘルシンキ国際空港において2人乗りのマルチコプター Volocopter 2Xを用いて、航空管制システムとの一連の連携テストを行い、有人そして自動の航空交通管理システムと正しく交信し連携できることを実証しました。

かねてより商用ドローンタクシーを生産したいとしていたVolocopterは今月初め、初の商用ドローンタクシー「VoloCity」を発表しました。しかし、実際に商用飛行に至るためには航空交通管理システムとの統合に加えて離着陸インフラの構築が必要となります。インフラの方は資金を投じて作れば良いものの、後者は実際に機体がその能力を備えることをテストによって示さなければなりません。今回の試験はプロトタイプである2Xでのものでしたが、Volocopterはそれが可能であることを示したと言えるでしょう。

Volocopterは航空管制システムとの連携が可能であることを示した最初の企業のひとつになりましが、同様にドローンタクシーの機体を開発している企業や団体はすでに世界で70以上にものぼります。なかでもUberは多額の投資をしています。




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