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騒音版オービス「Noise Radar」パリ郊外で稼働へ。けたたましい迷惑車両に違反切符自動発行

珍走コール禁止

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年9月2日, 午後06:50 in Transportation
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パリ郊外の住宅街では、エンジン音をけたたましく鳴らして急加速していくバイクや自動車は過去のものになるかも知れません。パリ=オルリー空港に隣接するビルヌーブ=ル=ロワの街の中心部では、複数のマイクによって位置を特定し、監視カメラ映像と付き合わせることで騒音を発している車両を特定、違反切符をきるシステムを稼働します。

ビルヌーブ=ル=ロワの市長であるディディエ・ゴンザレス氏は、「Noise Radar」と称されるこの騒音版オービスの使用を許可するための法案が今秋の投票で承認されれば、すぐにもこれを起動する考え。「騒音は現代の日常生活における悩みの種であるとともに健康問題の原因にもなり得る」と、騒音公害撲滅団体の責任者でもあるゴンザレス氏は述べました。

Noise Radarの仕組みは、街灯に取り付けられた4つのマイク使い、三角測量の要領で騒音の発信源を特定、警察が設置しているCCTV映像を組み合わせて騒音を発する車両を割り出し、大きな騒音が移動する様子を色付きの点の軌跡とした画像を出力します表示します。違反切符を発行します。

このシステムはパリ歓楽街のバーや市内の主要な建物の周辺に合計40か所設置され、2年間テストされてきました。またバイク乗りたちに人気の、パリ近郊の丘陵地帯 Saint-Forgetにもシステムが設置され、9月にはパリ中心部の2か所への設置が行われる予定です。ただし、このシステムはこれまで、あくまで技術的な試験だとして違反切符を切るようなことはありませんでした。むしろ、そこで得たデータが罰金を科すべき騒音レベルの決定に活用されることになるはずです。

なお、フランスにはすでに自動車などの騒音を規制する法律があります。とはいえ、実際には現場で問題に対処する警察に依存せざるを得ないため、厳格に適用されてはいません。騒音版オービスが稼働すれば、バイクや高級スポーツカーの加速力を興味ない人にまで見せびらかそうとする輩が減る一方で、もしかすると静粛なEVへの移行をすすめる効果も少しは期待できそうです。

ただEVは近年、静粛すぎるのも危険だとして走行音発生装置の取り付けが義務づけられており、結局はエンジン音がなにか得体の知れない音に変わるだけかもしれません。



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