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約111光年先の岩石惑星に水蒸気を発見。雲が雨を降らしている可能性も

地球の2倍の大きさ

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年9月13日, 午前06:50 in Space
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カナダ・モントリオール大学の太陽系外惑星研究所のチームが、 地球から111光年離れた赤色矮星K2-18を周回する惑星K2-18bに水蒸気を発見しました。そしてその星ではおそらく雲があり、さらに雨が降っている可能性があることがわかりました。

水蒸気がある惑星というのは実は珍しくなく、木星、土星、天王星、海王星にはすべて大気中にH2Oが存在しています。ただ、これらはすべてガス惑星。K2-18bは地球と同じ岩石惑星で、その大気中に水蒸気があり、雲から雨が降っているとすれば、生命存在の可能性も高いかもしれません。

K2-18bは恒星からの距離が適切で温度的に生命が存在可能な範囲である"ハビタブルゾーン"に位置する惑星です。そこでは水が液体で存在する事が可能と考えられます。

ただ、そこはわれわれ地球人にとっては必ずしも快適とは言えません。この惑星は地球の2倍近い大きさがあり、高い重力によって大気圧も非常に高いと考えられます。そのため、もし人間がK2-18bの大地に立とうとしても、そのまま地面に押しつぶされてしまうでしょう。

とはいえ、その高い重力と気圧が生命の存在を否定するわけではありません。研究チームは2021年に打ち上げ予定で、ハッブル宇宙望遠鏡よりも高性能なジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡を使ってこの惑星を観測することを計画しています。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による観測はその星で実際に雨が降っているかを確認するとともに、他にもさらに多くの、地球とよく似た岩石質かつ水が液体で存在可能な太陽系外惑星の発見に貢献することになるはずです。

2000年代は宇宙にダークエネルギーが存在することが確認され、2010年代はブラックホールの初の姿が画像で捉えられました。これから始まる2020年代は、おそらく表面に大地と液体の海を湛える地球が、このあまりに広大な宇宙の中にあって決してひとりぼっちの存在でないことが確認される10年になる可能性があります。




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