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iPad画面上に「感触あるキーボード」作る技術、アップルが特許出願。これでタッチタイピングはかどる?

いまどのキーに触れているかがわかる!

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年10月4日, 午後06:15 in Gadgetry
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iPhoneが登場してもう10年以上の月日が流れ、人々はタッチパネルに表示されるキーボードで文字入力をすることにもすっかり慣れていると思いますが、アップルはそこにさらなるイノベーションを考えているようです。

米特許商標庁(USPTO)が公開した特許出願情報によると、アップルはタッチスクリーン上に「Static Pattern Electrostatic Haptic Electrodes」と称する、いわば触れるとキーの感触があるキーボードを作ろうとしていることがわかります。

そのしくみは静電気を利用します。画面に表示したキーボードのキーひとつひとつの位置に、それぞれ特定の形状に静電気を発生させることで、そこに指を近づけると、微妙に凹んだような感触が得られ、キーの中心を認識できます。なお、静電気の発生のさせ方を変えることで指先への感触を変えることも可能です。

アップルはこれまでデバイスから物理的なキーをいくつか取り除いてきました。たとえばiPhone 7ではホームボタンが可動部分のないソリッドステートボタンに変わり、iPhone Xではそのホームボタンすらなくしてしまいました。

ただ、iPhone登場時からソフトウェアキーボードに慣れるまでは意図したキーとは違いキーが反応してしまうところが指摘されます。またキーを見ずにタッチタイピングをしたいと思っても、平面に表示されるだけのソフトウェアキーボードではなかなか難しいものです。そこに、擬似的にでも物理的感触が加われば、いまよりももっと文字入力が楽になりそうです。

なお、アップルの特許出願情報を見れば、このStatic Pattern Electrostatic Haptic ElectrodesというしくみがiPadのような大画面のデバイスを想定しているようです。とはいえアップルはiMacやMacBook シリーズ、iPhoneなどにはもちろん、たとえばキッチン家電のようなIT化しつつあるほかの電化製品にもこの技術が応用可能だとしています。

ちなみにアップルではないものの、物理的にタッチパネル上にキーボードを浮き上がらせる技術というのも以前は考えられていました。こちらはキーの配置を変えたりすることはできないものの、2015年にはiPadケースにこの技術を組み合わせた製品が作られていました。



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