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新Surfaceインタビュー、MS担当「Earbudsが提供できる価値は今後明らかに」

今回の注目デバイスはEarbudsなのかも

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2019年10月18日, 午前11:00 in personal computing
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矢崎 飛鳥, 10月29日
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日本Microsoftは10月17日、日本の報道陣向けに、ニューヨークで発表された新Surfaceの発表イベントを開催。同イベントでは、米MicrosoftでSurfaceなどを統括するVice Presidentのマット・バーロゥ氏も来日しました。イベント終了後に新Surfaceの特徴や日本市場での展開などについて、お話を伺いました。



―――Surface Pro 7やLaptop 3など、多くの製品が発表されました。これら新しい製品群のコンセプトなど、全体像をお聞かせください

マット・バーロゥ氏(以下バーロゥ氏): 今日は多くの製品を紹介しました。まずはSurface Pro 7ですが、USB-Cを搭載し、intelの第10世代プロセッサを採用しました。(記者のMacBookを指差しながら)MacBookよりも高速です。

Surface Pro Xは、大変美しい13インチの画面を備えた製品です。このクラスの製品の中では、最も薄い厚さ5.3mmを実現しました。また、見た目だけではなく、とてもパワフルなマシンでもあります。Qualcommと共同開発したMicrosoft SQ1プロセッサを搭載しており、処理速度は2テラFLOPS(1秒間に2兆回の演算)です。2つUSB-Cから4K表示の同時出力もできます。

Microsoft Surface Pro X
▲Surface Pro X

そしてSurface Laptop 3です。13インチでintelの第10世代プロセッサを採用。Macbookよりも3倍高速です。アルミのトップケース(キーボード部)も美しい。そのキーボードも1.3mmのストロークを確保したほか、ガラスのタッチパッドも20%大きくなりました。

Surface Laptop 3は、15インチモデルも発表しました。AMD RyzenのSurface版を搭載しました。Surface Laptopの中では最もパワフルなモデルで、Macbook Proよりも70%高速です。また、15インチのラップトップカテゴリーの中では最軽量なものを開発しました(15インチモデルの重量は約1.54Kg)。

最後の製品はSurface Earbudsです。AndroidやiPhoneとも接続でき、Surfaceや他のPCでも使えます。タッチコントロールでボリューム調整や曲の停止などができ、スライドなどの操作も可能です。本体で8時間。充電ケースを併用するとトータルで24時間の利用が可能です。

2つのビームフォーミングマイクを両方のユニットに搭載しており、Skypeコールや電話などの音声をはっきり伝えられ、音楽などの音質も素晴らしい。日本語を含む60か国のリアルタイム音声翻訳もできます。

これら5つのデバイスが、日本でも発売されます。

―――Laptop 3にあらたに15インチモデルが追加されましたが、グラフィックに強いモデルとしては、同じく15インチのSurface Book 2もあります。使い分けなど、どういった利用シーンを想定しているのでしょうか?

バーロゥ氏 : Surface Laptop 2が市場に出たときに、薄くて軽量というところが非常に好評でした。しかし、大型モデルへの要望も強かった。このため、自然な形で、Surface Laptop 3を出すときには、15インチモデルを追加した2つのモデルで出そうということになりました。


Microsoft Surface Laptop 3
▲Surface Laptop 3 15インチのブラック(メタル)

Surface Bookを買う人は、13インチであれ15インチであれ、デスクトップ的なパフォーマンスを求める人が多いようです。このため、Book 2では、CPUやGPUを重視していました。同時に、ディスプレイが分離できるところにも価値を置いていました。

Surface Book 2は、そういった仕様があるのであれば、通常のラップトップよりも高くても構わないと考える、プレミアムカスタマーにリーチできる製品です。

Surface Book 2とSurface Laptop 3、どちらも素晴らしい製品で、スクリーンサイズは被りますが、住み分けができると考えています。

―――本日の発表会では、15インチの追加は日本での声が大きかったとの話がありました。世界と比べて、日本市場の特徴というのはあるのでしょうか?

バーロゥ : 日本Microsoftのスタッフやユーザーから聞いた話だと、自宅にあるデバイスの多くが15インチサイズとのことでした。しかし、それらは厚くて重く、持ち運べないもののようです。

日本のユーザーは、薄くて軽量でモダンなWindowsデバイスが15インチサイズで手に入るなら購入してくれるだろうと考えました。ブラックとプラチナの2色で出すこともでき、おそらく気に入ってもらえると思います。

―――今回のプラチナとブラックという2色。従来と違う(メタル)デザインを取り入れた理由は?

バーロゥ氏 : プラチナは、いままでずっとベストセリングカラーとして人気のある色です。いろいろなアクセサリーとマッチする、馴染みのある色でもあります。もう一つのマットブラックは、美しくて人気があるカラーです。ちょうど、明るさと暗さ、対照的なカラーになりました。

Surfaceは常に、人々に選択肢を提供することを考えています。パーソナルなデバイスなので、たくさんのオプションを用意したかった。

そういったことを考え、(従来のアルカンタラ―とは違う)この2色のデザインを用意しました。

―――今回発表されたEarbudsは、従来のSurfaceラインとは異質な気がしますが、これを追加したのも選択肢の一つでしょうか?

バーロゥ氏 :Earbudsを追加したのには、いくつかの理由があります。

まず、日々使えるSurfaceデバイスを求めていたSurfaceファンの人たちが大勢いました。Surfaceヘッドホンを出したときに、とても気に入ってもらえましたが、Earbudsのようなものへの要望も多かったのです。

このため、ファンが望んだからプロダクト開発をしたと言いたいところですが、実際のところ、ソフトウェアの仕様を前進させる目的もあります。

Surface Earbudsは、たとえば、Skypeコールを受けたり、Outlookのメールを読み上げたりできます。Office 365やPowePointも使えます。こういったデバイスがあることで、ソフトウェアのエクスペリエンスを変えることができます。そして、ユーザーに、より価値を感じてもらうことに繋がると思っています。

今後時間が経つにつれ、Earbudsがどういった価値を提供できるのか明らかになっていくでしょう。結果が出るまで、もう少し時間をください。

Surface Earbuds
▲Surface Earbuds

―――Surface Pro XはLTE対応していますが、そろそろすべてのデバイスがLTEに対応してもいいのではないでしょうか?

バーロゥ氏 :
Surface Proは人々の働き方をフレキシブルにできるデバイスです。モバイルもその一部だと考えています。そのモバイルにLTEが必要であれば、選択肢として、LTEのオプションを用意しています。

Surface GoやSurface Pro5、そしてSurface Pro XなどがLTEに対応しており、ユーザーは必要に応じてLTEのオプションを選択できるようにはなっています。

―――これまでモバイルと言えばSurface Goのイメージだったが、Pro Xとの住み分けはどうなるのでしょうか?また、Surface Neo/Duoの位置付けも教えてください

バーロゥ氏 :
Surface Goは、最小サイズのデバイスです。小さいサイズやより低価格なデバイスを好む人の選択肢となるでしょう。また、Surface Pro Xは大画面で美しいペンを使えます。LTEも標準搭載しており、本当の意味でのモバイルデバイスです。2つのデバイスは画面サイズや価格などで異なるユーザーに訴求できると考えています。

NeoとDuoについては、ひょっとすると同じユーザー層かもしれません。両方を購入する人もいるでしょう。

生産性の上がるアプリを使いたい、大画面やキーボードが欲しいというのであれば、Neoになります。デュアルスクリーンの機能が欲しい、それをポケットに入れたい、電話も掛けたいというのならDuoです。しかし、Duoは、物理的キーボードは搭載していませんし、生産性の高いWindowsアプリを走らせることもできません。

どちらも素晴らしいデバイスですが、用途が異なります。


Microsoft Surface Duo
▲Surface Duo

全体を通して、ユーザーに選択肢を提供するとともに、ハードとソフトを組み合わせた際のエクスペリエンスを重視する姿勢が伺える内容でした。とくにEarbudsについては、Officeアプリなどの連携を含め、どのようなエクスペリエンスを提供できるのか、Microsoft自身も模索しているという印象です。その点を踏まえ、非常に気になるデバイスとなりました。




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