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なでたりくすぐったりを「感じる人工皮膚」入力デバイス、英仏研究チームが開発。スマホに応用…?

ヤバいヤツ来た

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年10月23日, 午後12:20 in Robots
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矢崎 飛鳥, 10月29日
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英ブリストル大学と仏ソルボンヌ大学、Telecomm ParisTechの研究チームが、人間の皮膚を模倣した多層構造の人工膜の開発に成功したと発表しました。この膜は膜は、皮下層、導電性糸の電極層、テクスチャー表面層などで構成され、表面をなでられたり、くすぐられたり、つねられたり、挟まれたりといったことを「感じる」ことができます。

チームの研究者らは、この研究がヒトと機械の交わるところを探求していると述べます。そして「人工皮膚はロボット工学分野でよく研究されています。これらは特に安全性、センシング、または表面の再現性といったところに焦点を当てたものでした。今回の研究は、デバイスの機能を増強するための新しい入力方法として、リアルな人工皮膚を活用しようとしています」と、研究チームのリーダーであるMarc Teyssier氏は述べています。

この人工皮膚デバイスの応用方法としては、たとえばSNS文章などの入力において、表面をくすぐることで、"泣き笑い"の絵文字を入力できたり、強く握りしめることで"怒り"の絵文字を入力したりといったことができるでしょう。すでに研究チームは入力インターフェースに興味のある開発者に連絡をとっているとはいうものの、この新しい入力インターフェースとしての人工皮膚にリアルさが果たして必要なのかどうかは、少々疑問におもえるところではあります。

とはいえ、これが実用化されたなら、将来のノートPCのタッチパッドなどは、ノートPC自体の発熱もいい感じに作用してリアルな人肌仕様になっているかもしれません。またスマートフォンの背面をこの人工膜で覆えば、スマートフォンへの入力方法の幅が一気に拡がりそうです...。

また、限りなく人間に近いアンドロイドを作ることを考えれば、ロボットに皮膚の感覚を認識させるのは重要なことかもしれません。この人工膜を使った皮膚によって、ロボットが人間と同じように手触りや痛みを通して現実世界を学習するようになれば、われわれがかつて思い描いた未来が本当に到来するかもしれません。

チームは現在、この人工膜にリアルなシワや毛を植え込むことを検討しています。またノートPCの発熱などなくとも自前でリアルな温度になるような工夫も盛り込むことを考えているとのこと。開発の方向性が若干変化しているのが気になるものの、まずは近いうちに背面がムニムニしたスマートフォンの登場をを楽しみに待ちたいところです。




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