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Chrome 78公開。未対応ページを強制ダークモード化、保存したパスワードの安全度確認機能など搭載

多数の脆弱性修正も含まれます

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年10月24日, 午前11:00 in Personal Computing
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GoogleがウェブブラウザーのChrome最新版となるバージョン78をリリースしました。

このバージョンの目玉は、ダークモードに対応していないウェブページでも強制的にダークモード表示にすることが可能になったほか、ブラウザーに保存したパスワードが安全かどうかを調べる「Password Checkup」機能を標準搭載にしたことなど。そのほか新しいタブページのカスタマイズメニューなどが用意されました。

Chromeではこれまで、OSのダークモードに合わせたブラウザーのダークモード対応に加えて、ウェブサイト側が対応していればウェブページもダークモードで表示するようになっていました。Chrome 78ではこの機能を強化し、ダークモード対応を考慮していないウェブサイトでもページを色反転する格好でダークモード表示する強制ダークモード機能が搭載されました。

一方、Password Checkup機能は、2月に発表した同名の拡張機能を標準機能として統合した格好。ブラウザーに保存されたパスワードの安全度を確認して、脆弱と判断された場合に警告し、必要に応じてパスワード変更を行えます。

新しいタブページのカスタマイズ機能では背景画像の選択がしやすくなったほか、そこに表示させるショートカットも、Chromeのサジェストか過去の履歴を表示させたり、または非表示にすることが可能になりました。カラーテーマも23種類からの選択に加え、カラーピッカーで自分好みのテーマを作れるようになっています。

その他の機能追加としては、タブを大量に開きすぎてどれがどれかわからなくなったときに、マウスカーソルをホバーすることで詳細を表示する機能や、デスクトップ版Chromeのウェブページ上の電話番号リンクをAndroidスマートフォンにシェアするClick to Call機能など。

さらに試験的な機能として、Googleが開発したDNS over HTTPS(DoH)プロトコルを搭載しました。DoHは、ブラウザーがURLから相手先サーバーのIPアドレスを調べるDNSの通信を、通常なら平文のUDPプロトコルで行うところを暗号化されたHTTPSプロトコルに置き換えて行う機能。効能としては、DNSアクセスを継続的に追跡されることでターゲティング広告などに利用される可能性を排除できる点などがあります。

同様の機能はDNSの問い合わせを暗号化するDNS over TLS、DNS over DTLSなどがありますが、いずれもDoHに比べて導入に必要なシステム変更などのハードルが高く、普及には至っていません。なお、DoHはMozillaのFirefoxブラウザーも対応を計画中。今年6月にはインターネット標準を取りまとめるIETF(Internet Engineering Task Force)がRFC 8484として標準化しています。

Chrome 78には脆弱性の修正も多数含まれているため、既存ユーザーは特に問題がなければ早めにアップデートしておくことをおすすめします。



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