MicrosoftはEdgeブラウザをChromiumベースに移行すると発表、4月からプレビューを公開しています。その最新Canaryビルドから、新しいロゴが見つかりました。
きかっけとなったのはCanaryビルドに隠されたイースターエッグ。このイースターエッグで遊べるゲームをクリアすると、新しいロゴが表示されるのが見つかりました。なお、その後、Edge for Android/iOSなどのディレクターであるVishnu Nath氏がそのロゴをTwitterに投稿しています。
新ロゴは、これまでのInternet ExplorerやEdgeのロゴとは大きく変わり、最近のOfficeアイコンのように明るくモダンな雰囲気に。波をイメージしたロゴで、ウェブサーフィンに掛けているのでしょう。よく見ると「e」の文字もわかりますが、これまでのロゴと違うのは明らかです。
インターネット黎明期を牽引してきたInternet Explorerですが、最近ではWebサイト運営者などから、厄介者扱いされることも多くなっています。ロゴの思い切った変更は、そんなInternet Explorerのイメージを新Edgeから払拭する狙いもありそうです。
Chromium版Edgeは8月からベータ版も提供が開始されており、正式リリースも近いと考えられます。その日がいつになるのかは定かではありませんが、Vergeは、Microsoftのクラウドや開発者向けツールに焦点を当てたIgniteカンファレンスが11月4日から開催されると指摘。その場での発表も考えられます。
How do you like our new #Edge logo?? #comingsoon! pic.twitter.com/EgL6n5xqRI
— Vishnu Nath 📱💻📲⌨️ (@VishnuNath) November 2, 2019
最後に、きっかけとなったイースターエッグの出し方を簡単に紹介します。利用できるのはEdgeのCanaryビルドのみなので注意してください。
CanaryビルドのEdgeで適当なサイトを表示し、ブラウザ右上のコレクションアイコンをクリック。コレクション名を「Microsoft Edge」に変更したあと、「現在のページを追加」で表示しているサイトをコレクションに追加します。コレクションに追加したサイトの上で右クリックし、編集でサイト名を「S.」にします。コレクションの追加をあと3回繰り返し、それぞれ名前を「U.」「R.」「F.」にします。
追加し終わったら、「F.」を「R.」の上にドラッグし、その後、また最下段にドラッグします。すると、コレクションに「edge://surf」が追加されるので、それを選ぶと遊べます。ちなみに、手順を踏まずに直接「edge://surrf」にアクセスすると「YOU'RE TOO EARY」と表示され、ゲームにはなりません。
▲この右下の表示がでれば成功です