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Apple Watchの心電図測定は医学的に有効――スタンフォード大の論文が米医学誌で発表

とりあえず、日本でも早く

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2019年11月15日, 午前10:00 in Apple watch
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Apple Watchの心電図機能によって、心臓疾患が見つかり事なきを得た――というエピソードは、昨今では度々聞く話ではありますが、本当に心臓疾患の早期発見に役立つのかを米スタンフォード大学の研究者らが8か月に渡り調査を行いました。その結果が、米医学情報誌New England Journal of Medicineで発表されています。

対象とした心臓疾患は心房細動。Apple Watchも備える心電図(ECG)機能で発見できる疾患ではありますが、自覚症状が出たときに調べても、心電図に異常が現れないことも多く、定期的に検査を行ったり、疑わしい場合には24時間計測装置を身に着けて、そのログを確認する必要があります。Apple Watchではあれば、常に身に着けて心電図を取っているので、診断しやすいというわけです。

今回発表された研究では、8か月間でApple Watchユーザー約40万人を対象に心電図のデータを調査。約0.5%にあたる2000人以上が不整脈の通知をApple Watchから受け取りました。この通知を受けた人にはパッチ型の心電図計測装置を送付。そのうちの450人がログを送りかえし、その84%で心房細動が確認されたとしています。

パッチ型心電図のデータを送りかえしたのが、対象者の4分の1ほどと少なく、母数が少ない印象もありますが、結論としては「Apple Watchの通知から心房細動の診断に結び付く可能性は高い」という結果になっています。

なお、調査に参加した60歳以上の被験者の3%から心房細動が見つかったものの、全体としては被験者の多くはもともとリスクが少ない40歳未満のため、検出率が良くなっている、との指摘もあります。このため専門医の意見としては、有望な技術ではあるものの、心房細動の兆候を監視するツールとして適切とは判断できないというのが見解のようです。

しかしそれでも、いたずらに警告するのも問題ではありますが、自分で気が付かない症状に気付けて、受診のきっかけになるのであれば十分に有用でしょう。過信しすぎて「Apple Watchが言っているのだから、自分は病気に違いない。医者の言っていることは間違っている!」という人も出てきそうではありますが。

ともあれ、日本でも早く、ECG機能が使えるようになるのを期待したいところです。



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