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Pixelbook Goレビュー。ブラウザ生活中心ならとくに不満を感じさせない優等生

メイン機としても使えそうなパフォーマンス

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2019年11月25日, 午前11:00 in personal computing
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GoogleがPixel 4と共に発表した最新Chromebook「Pixelbook Go」を購入してみました。Pixelbookシリーズは米Amazonでも販売しているものの、日本への発送を行っていないので、今回は編集長がニューヨークに行ったタイミングで購入してきてもらいました。


Pixelbook Goには、Core i7にRAM 16GB、4Kディスプレイも搭載した、むしろWindows 10をインストールさせてほしいようなハイスペックモデルも設定されていますが、購入したのはCore m3にRAM8GB、解像度はFHD(1920x1080)の最下位モデルです。

Pixelbook Go
▲表面はマット調。指紋は目立ちませんが、手の油は気になります......

11~12インチ程度の比較的小型な端末が多いChromebookの中で、Pixelbook Goは13.3インチとやや大きな部類になります。見た目は、完全に普通のラップトップです。

Pixelbook Go
▲Chromebookとしては大きめな印象。重さは実測で1050gでした

ポート類は左右にUSB Type-Cは1つずつ。どちらも充電と映像出力に対応しています。左側には3.5mmジャックも備えます。

Pixelbook Go
▲左側面にはUSB-Cのほか3.5mmジャックも

60W充電器を使った実測で、約19.1V/2.0Aでの充電が行えました。ちなみに付属のUSB-ACアダプタは45W対応です。

Pixelbook Go

Pixelbook Goの外観で、最も特徴的なのは底面の波型デザインでしょう。この部分、ラバーだとばかり思っていたのですが、実際には筐体と同じ金属製。上下にゴム足が付いているだけでした。

Pixelbook Go
▲ラバーだとばかり思っていました

持ち運び時のグリップ性や膝上で使い場合の安定性を考えたデザインとのことですが、ここはフラットでも良かった気がします。ただ、このデザインは筐体の強度アップには貢献している可能性はあります。

Pixelbook Go
▲持ちやすいかと言われると、それほどでも......

キーボードは、静音性を売りにしており、確かに静かです。ただ、一般的なメンブレンキーボードと大差ないようにも感じます。私の打鍵圧が強すぎるのかもしれませんが。

Pixelbook Go
▲キーピッチは19mmを確保。キーストロークはやや浅めですが、感触は良好です

キーボード上にはGoogleアシストボタンも用意されており、いつでも呼び出せます。なお、ハンズフリーでの「OK Google」にも対応しています。

Pixelbook Go

ちなみに、SIMは挿さりませんが、Android端末のデータ通信をChromebook側からワンクリックで利用できる、インスタントテザリングに対応しています。一度設定してしまえば、スマートフォン側の操作は不要です。

Pixelbook Go

ソフト面では、特に専用のカスタマイズが施されているわけでもなく、ごく普通のChrome OSです。CPUが最近のUMPCですっかりおなじみになった第8世代のCore m3-8100Yということもあり、動作は軽快です。

Chromebookのベンチマークと言えば、GoogleのOctaneが有名ですが、これはすでに開発が終了しています。とはいえ、まだ利用はできるので、試しにPixelbook Goで実施したところ28099というスコアでした。なお、CPUにOP1を搭載するASUS C101PAでは11068。

Pixelbook Go

また、AndroidアプリのGeekBench 5のスコアはシングルコアで704、マルチコアで1144でした。こちらはC101PAでは動作しなかったので比較はできません。

大抵のことはChromeブラウザ上で行えますし、Androidアプリも使えるので、数日使っている範囲では、特に困ることはありませんでした。強いて上げるなら、Android向けにもちゃんとしたPhotoShopアプリが欲しいところですが、ここは今後に期待しておきます。

Pixelbook Go
▲Photoshop Expressだと物足りなさも

なお、まだベータ版の扱いですが、Chrome OSではLinuxを扱うことも可能です。Linuxをある程度知っている人限定ですが、人気の画像編集ソフトGIMPも利用できます。

Pixelbook Go▲GIMPが快適に動作します

丸1日外に持ちだして作業することもありましたが、バッテリーも余裕で持ちました(公称では12時間)。もちろん、移動などもあり、フルで使っていたわけではありませんが、バッテリーを気にせず使えるのはやはり気持ちが楽です。

アップルのフィル・シラー氏には「子供の教育には役に立たない」と切って捨てられたChromebookですが、分かっている人が利用する分には、十分に活用できる端末だと感じます。とくに、パソコンでは主にブラウザやWordなどの文章作成・編集がメインだというなら、何の不自由もないでしょう。


Chroembookは、日本市場では今ひとつ盛り上がりに欠けるのですが、Pixelbookが投入されれば、一気に火が付く可能性もあります。Googleにはぜひ、日本市場への投入を検討して欲しいところです。



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