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Model Xの死亡事故、NTSBはテスラの不作為に不満。ドライバーは事故時スマホ操作が判明

問題を修正しなかったテスラにも、スマホで遊んでいたドライバーにも過失はありそう

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年2月26日, 午後03:40 in Transportation
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米国家運輸安全委員会(NTSB)は、2018年に発生したテスラModel XのAutopilot使用中の死亡事故に関する公聴会を行い、事故の際、Model Xのオーナーでアップルの技術者だったWalter Huang氏がモバイルゲームに興じていたことを明らかにしました。
Huang氏は事故発生前に数回、ディーラーに対し現場でModel Xが分岐点のコンクリート壁に向かって走行した事例を報告、改善を求めていました(ディーラー側は再現性がないとして処置せず)。事故に至ったときは、事故前約6秒間はハンドルを握った記録がなく、Huang氏が何をしていたのかNTSBは判断できませんでした。しかしスマートフォン上のデータと通信履歴から、事故時にHuang氏がモバイルゲームをプレイしていたことが推測されるとのこと。

NTSBのロバート・サムウォルト議長は「規制当局は、現代の自動車に急速に広がりつつある半自動運転システムをほとんど監視していない」と述べたうえで、NTSBは2017年にまでさかのぼって自動車各社にこれら自動運転システムの安全への影響について推奨事項を連絡したとしました。そして、フォルクスワーゲン、日産、BMWなどは自動運転システムを誤用しにくくするための対応を迅速にとったとのこと。しかしサムウォルト議長は「残念ながら私たちの推奨をテスラは完全に無視した」と述べ「推奨の受信者には90日以内の返信をもとめたが、テスラからは881日が経過しても何も聞いていない。我々はいまも待ち続けている」としました。

テスラはこの件に関してコメントしていません。

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