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身の回りのモノすべてが画面になる、折りたたみスマホだけじゃないRoyoleのフレキシブルディスプレイ

カバンや飛行機の機内、高級酒までディスプレイになる

山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2020年4月1日, 午前09:00 in smartphone
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フレキシブルディスプレイを開発するRoyoleは第二世代となる折りたたみスマートフォン「FlexPai 2」を3月25日に発表しました。

初代モデルの「FlexPai」はヒンジ部分を折りまげると1cmほどの隙間が開いてしまいましたが、新モデルは曲げ半径を1mmとしたことで閉じたときにほぼギャップの無いデザインとなっています。価格は未定ですが、サムスンやファーウェイの折りたたみスマートフォンよりも安価に出てくれば今度こそ世界的なヒットを狙えるかもしれません。

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しかしRoyoleはスマートフォンメーカーではなく、ディスプレイの開発メーカーです。曲げられるディスプレイはスマートフォン以外への応用も可能で、Royoleは他の企業とのコラボや自社でも様々な製品の開発を行っています。

たとえばスマートスピーカーへのフレキシブルディスプレイの応用例は、円筒形のスピーカーの外面をそのまま表示エリアとして有効活用できます。現在市場に出回っているディスプレイ内蔵スマートスピーカーよりも、より大きい画面を搭載しながら本体形状を円筒のまま保つことができます。Rolyoleが2020年1月のCESで発表した「Royole Mirage」がまさにそんな製品です。

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身の回りを見てみれば、曲面に文字や写真が印刷された広告もあるように、曲面に何かを表示するというのはフレキシブルディスプレイだからこそできる技です。

Royoleは机上に置く山型のオーガナイザーへの応用も見せてくれます。会社の受付や自分のデスクの上におき、表側には名前を表示、裏側ではスケジュールなどを表示できるというもの。場所を案内するときに手前側で検索してその結果を画面表示を切り替えて相手に見せる、ということもできるでしょう。ディスプレイを2枚使っても同じことができますが、フレキシブルディスプレイを使ったほうがより美しいデザインに見えます。

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Royoleが最初にフレキシブルディスプレイを商用化したとき、帽子やTシャツにそれを組み込んだウェアラブルディスプレイも販売しました。帽子は外側にディスプレイを張り付けたもの、Tシャツは透明ポケットの中にディスプレイを入れるだけのものですが、イベント用途などに引き合いがあったようです。

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ウェアラブル系では電子ペーパーを使った腕輪やカバンが過去にありましたが、表現力はカラーディスプレイのほうが上でしょう。あのルイ・ヴィトンがRoyoleとコラボして「Canvas」というディスプレイ内蔵バッグを2019年のファッションショーで披露しています。フレキシブルディスプレイは「曲げられる」のはもちろん、力が加わっても「自由に曲がる」ので服飾系の製品に組み合わせても、製品の形に制約を与えることがありません。


カバンの外面をディスプレイにすると、カバンのデザインを自由にカスタマイズできます。また動画を流せば新感覚のデザインになるでしょうし、広告を流して収益を得るというビジネスモデルの展開も期待できます。またカフェで一休みするとき、テーブルの上にカバンを置いてスマートフォンより大きいサイズの画面で動画を見る、といったワイヤレスディスプレイとしての使い方もできるでしょう。未来のスタバはテーブルの上にカバンを置くスペースがあり、誰もスマートフォンを見ずにカバンを見ている、なんて光景が広がっているかもしれません。

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自由な形状、自由な表示ができることから、Royoleは中国のエアバスとコラボして機内へのフレキシブルディスプレイの展開も進めています。たとえば座席上の荷物棚の外面にフレキシブルディスプレイを搭載し、必要な情報の表示やQRコードを表示してスマートフォンへ情報発信するといった使い方ができます。

キャビンアテンダントを呼ぶときも、乗客のリクエスト内容に応じて大きいディスプレイに色を変えて表示すれば遠目に何を提供すればいいかもわかるでしょう。飛行機の機内は居住空間を極力広げるため曲面が多く採用されているからこそ、フレキシブルディスプレイの出番が多いわけです。

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お酒のボトルを広告にするという大胆な試みもRoyoleは行っています。中国の瀘州老窖(Luzhou Laojiao)のボトルの外側にRoyoleのフレキシブルディスプレイを巻き付け、様々な表示を行うというものです。コストを考えると限定品や超高級酒のみになるでしょうが、ワインやウィスキーなどへの展開も可能でしょう。

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曲がるディスプレイの商用化は、それまで木の板に文字を彫り込むため大量の文章を持ち運ぶことが難しかった古代に紙が発明されたようなものです。紙が生まれたことで折りたたんで持ち運ぶことも、壁など好みの場所に張り付けることができるようになりました。

フレキシブルディスプレイは今後大型化やさらなる薄型化など技術進化が進んでいくでしょう。スマートフォンは「板」の形状から解放され、身の回りのあらゆるところにディスプレイを内蔵することも可能になる、そんな時代が必ずやってくるのです。

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