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5Gスマホ開発を安価に。富士通がリファレンスデザイン公開、Arrows 5Gにも採用

ミリ波対応で世界最薄。液冷システムも採用

小口貴宏(Takahiro Koguchi), @TKoguchi787
2020年4月7日, 午後12:00 in mobile
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富士通コネクテッドテクノロジーズ(以後FCNT)は、5Gスマートフォンを安価に開発できるようにするリファレンスデザイン(ベースとなるモデル)を公開しました。これをベースに5Gデバイスを設計することで、低コスト開発と早期商用化を実現します。

このリファレンスデザインは、クアルコムの「Snapdragon 865 5G Modular Platform」を採用。これは、プロセッサやモデム、RFアンテナなどをそれぞれモジュール化したものです。FCNTは、同プラットフォームに3次元実装を組み合わせることで、ミリ波対応で世界最薄となる薄さ7.6mmを実現しています。

なお、3Gや4Gの周波数帯に比べて極端に波長が短い「ミリ波」に対応するには、設計にマイクロメートル単位の精度が求められます。本リファレンスデザインでは、ミリ波の性能を確保するために金属と樹脂のハイブリッド筐体を採用。アンテナへの金属影響を除去しつつ、3個のミリ波モジュールを横向きに配置し、全方向へのアンテナ放射を実現しています。

engadget▲公開されたリファレンスデザイン

engadget
▲ミリ波モジュールを3個搭載

ゲーミング時等にピーク性能を長く発揮するために不可欠な放熱設計にも注力。従来のグラファイトシートに加えて、冷却液を用いた「ベイパーチャンバー」を採用しています。同機構は、熱源に触れて気化した冷却水が、冷却エリアに接して液化する仕組みを活用しヒートスポットを除去。また、熱が一箇所に偏在せず、端末全体に拡散させる工夫などにより、端末の薄型化にも貢献しています。

engadget
▲冷却液が気化・液化するサイクルで熱を拡散

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▲高い冷却性能により、高負荷時もCPUがクロックダウンせず高性能を維持

5Gスマートフォンの開発には高度な専門知識が求められますが、同リファレンスデザインを活用することで、安価かつ早急な製品開発が可能になります。同リファレンスデザインは、ドコモが7月に発売するFCNT製スマートフォン「Arrows 5G」のベースにもなっています。

また、この技術要素は、スマートフォン以外への5Gデバイスへの応用も可能としていて、5G時代のIoT製品や自動車、医療など幅広い産業分野への適用を目指すとしています。


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関連キーワード: 5g, arrows5g, mobile, smartphone
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