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ロボット型ランプ「ロボランプ」


ロボットのランプ、名前はロボランプ。あくまで主体はランプにあり。ランプロボではありません。正確に言うならばロボット型ランプ、ロボット風ランプ。変形することも合体することもなければ、人に危害を加えることも命令に服従することも自己をまもることもありません。作成したのはクロアチアのRobert Matysiak氏。二年間をかけて、それぞれに名前のついた大きさ15〜50cmのロボットをたくさん作り上げました。写真のロボの名はビッグダディ。 Matysiak氏は現在、展示できるギャラリーを探しているとのことですので、お心当たりのある方はRead先のFacebookへ。

[Via Pocket-lint]

ギャラリー: Robolamps



動画:掃除ロボRoombaで遊べるリアル・パックマン

Autonomous Roombas do Pac-Man right (video)

まんまるの形状になんでも吸い込んでいく機能など、お掃除ロボットのルンバとパックマンに類似点は少なくありません。こうしてルンバで遊べるパックマンを作ろうとする人が現れるのも時間の問題だったのでしょう。しかしJack Elstonさんらが作り上げたRoomba Pac-Manは、名前こそ平凡ながら完成度は完璧。パックマンに変身したルンバ(の汎用版 iRobot Create)をジョイスティックで無線操作することができます。もちろん壁がある方向には動けないようになっていますし、四体のモンスターは自動走行でパックマンを追跡。形勢逆転となるパワーエサもちゃんと四方に配備され、倒れたモンスターはスタート地点に戻るなど、ぬかりは一切ありません。

技術面を考えると、まず気になるのはルンバの位置をどうやって計測しているか。答えは天井に配置した9つのスードライト(擬似衛星)で、明らかに「ちょっと作ってみた」の範囲を超えています。ルンバ同士、操作PCとルンバはAtherosのWiFiカードを用いて802.11bで通信。PC上でルンバたちの動作を確認するため天井にはビデオカメラも設置されています。Read先の公式サイトにはハード / ソフトの両面で詳しい解説あり。古き良きビデオゲームのエレメ化を目論む人にはうってつけの資料となりそうです。

続きにプレイ動画を掲載。これだけの出来でありながら、ドットがただの紙くずなのでルンバの機嫌によっては吸い込まないこともあるというアナログ具合が最高です。

動画:Arduinoで作るノックパターン認証ドア


毎日毎日、鞄の中から家の鍵を取り出すのが面倒だという方へ。Steve Hoefer氏が素敵なソリューションを提案しています。使い方は簡単。あらかじめ設定したリズムのとおりにドアをノックすると、すぐさま開錠されるというもの。ドアの裏側に貼り付けられたロボットがリズムを認識し、ドアをロックするバーを動かします。いわばノック認証ドア。ノックの速度は早くても遲くても問題ありません。

構成は例によってArduinoベース。そのほかの材料はモーター、圧電スピーカー、ポリ塩化ビニルパイプなど。本体にある赤いボタンを押すことで20回までのノックを記憶し、認証に用いることが可能です。続きには開発者による解説動画、Read先にはより詳細な解説やソース、回路図あり。今後の課題は感度調整ノブの設置や、ドアノッカーへの内蔵、バッテリーを温存するスリープモードの整備など。三回続けて間違えると床が抜けるというようなことは今のところないようです。

[Via Hacked Gadgets]

動画:Boston Dynamicsの二足歩行ロボ PETMAN


ロボットの二足歩行で驚く方はもういないかもしれませんが、こちらのPETMANはいかがでしょう。歩行速度は時速5km強。速度は走るASIMOに劣りますが、人間と同じように踵から爪先を付けて美しく、あるいは不気味に歩きます。

開発したのはもうお馴染みと言ってもいいBoston Dynamics社。腰まわりのフォルムから、蹴られても歩き続ける四脚ロボット BigDog との共通点を見出した方も多いかもしれません。同社の他のロボット同様に軍事利用が想定されていますが、マシンガンを持って歩くわけではなく、陸軍で用いられる化学防護服のテストに用いられます。つまり人体に替わって防護服を着込み、歩くというもの。将来的には体温や湿度、汗なども必要に応じてシミュレーションする計画です。完成は2011年の予定。次はウェディングドレスを着込んでバージンロードを歩くというのはどうでしょうか。

[Via Make]

動画:サイバネティックヒューマンHRP-4C、ステージで2度フリーズ・退場



日本が誇る コスプレロボ 女性型サイバネティックヒューマン HRP-4Cも デジタルコンテンツEXPOに参戦しています。ウェディングドレス やら ボーカロイドの扮装で話題作りをしてきたHRP-4C「未夢」ですが、今回のお座敷、いやステージデモでは芸の基本に立ち返った(?) ひとりコントを披露します。

設定は汎用ロボとして貸し出されるようになった未来の未夢が、レンタル先で録音した利用者の声を再生しつつ身振りで演じるというもの。なので腕や顔の可動による演技・表情が見どころです。写真は導入部、お手伝いロボとしてレンタルした夫婦の「...でも、仕事のあとじっとしているのが不気味ね」「...なにもしてないときの表情、もっと考えて欲しいわね!」といった声を再生した直後。まさにその「なにもしていない無表情」で静止したためここからどう展開するのかと観客も注目しましたが、演出ではなく本当にフリーズでした。

「大変申しわけありません、機械のメンテナンスのため...」アナウンスで舞台袖に担ぎ込まれ数分後にはまた最初から仕切り直したものの、2回目もおなじタイミングで硬直。結局初日の舞台はキャンセル終了となりました。まあASIMOもすっ転んでいたことですし、新技術のデモにちょっとした失敗はお約束のようなもの (例:ステージに立てば無敵のあの人の失敗集)。クリティカルなお手伝いを始める前に舞台経験を積んで、自分が凍っても立ち直るアドリブ能力を身に付けてくれることに期待です。

続きはイベント初日終了近く、最後のステージで成功したときの動画。人間の手と指は顔ほどに表情豊かだったことに改めて気づけます。HRP-4Cデモはイベント最終日の25日まで未来館で毎日実施予定。23日(金) 15:20からは開発者の産総研 横井一仁 氏や演出を担当したダンサー / コリオグラファーSAMを招いたトークセッションもおこなわれます。

動画:投げたボールをキャッチするロボ TOTO



トイレの話ではありません。投げられたモノの追跡(Tracking of Thrown Objects)という機能そのままの意味が込められた、Reinhold-Würth大学で開発中のロボット。それがTOTOです。入ってくるボールの軌道をカメラが捉え、キャッチできる位置を予測して移動......という理屈に目新しいところはありませんが、ワンバウンドでも当たり前のようにちゃんとキャッチする働きぶりは魅力的です。こんな捕手がいたらもうちょっと順位も変わっただろうにと考える人も少なくないはず。開発者いわく、工場での部品輸送に活用できるとのこと。無人の工場でロボットが部品を投げ合う様子はなかなかいい絵になりそうです。

[Via PlasticPals]

静脈を78%の確率で見つける採血ロボット Bloodbot



四つ腕の手術ロボット Da Vinci がいるくらいですから、採血ロボットがいてもまったく不思議ではありません。Bloodbotは英国インペリアル・カレッジ・ロンドンで開発中の自動採血ロボット。仕組みは、患者の腕を押したときの反応から静脈を発見し、針を刺して採血するというごく自然なものです。街のお医者さんとまったく同じ、歴史的に確立されたルーチンワークをこなします。わずかに不安があるとすれば、今のところ一人だけにしか人間相手のテストを行っていない点でしょうか。しかしそのテストでは78%という高い確率で正しく静脈を発見しましたし、肝心の採血プロセスも「実験し、成功した」とあるので心配は無用です。ロシアンルーレット・ロボットとしての活用も期待できそうです。

[Via Switched]

動画:二人乗り専用 人型エンジンロボ Joules



あるいは二人乗り風電動ロボ自転車。なぜわざわざ(略) は聞いてはいけないような気がするので流しつつ、モーターの動きを人間とおなじプロポーションの脚の動きに変換するため、どうみても人間ではない関節が増えているところが不気味クールです。実際の動画は続きのあと。

動画:7.5メートルジャンプする四輪ロボ Precision Urban Hopper



一見したところなんということのない四輪ロボットです。自動で走行しますが、もはやそれくらいで驚くことはありません。Precision Urban Hopperという名前も聞き流しそうです。しかし開発したのがBoston Dynamics社と聞けば、ただならぬものに違いないと気付く人もいるのではないでしょうか。Boston Dynamicsといえば、蹴られても氷の上で滑っても歩き続ける愛くるしさで話題沸騰となった四脚ロボット BigDog の開発企業です。こちらはホッパーの名前のとおりただジャンプするだけのロボットなのですが、問題はその跳躍力。一本足で25フィート(7.6m)も跳び上がります。

サンディア国立研究所と契約を済ませ、BigDog同様にDARPAの支援も受けているというこのロボット。となれば、考えられているのはもちろん軍事活用です。同研究所のJon Salton氏によれば、小さな建物やフェンスを跳び回ることが可能なため、このロボットを用いることで市街戦時に周辺状況をすぐ認識することができるとのこと。未来の戦場ではロボットがジャンプしながら状況を確認して回るようです。コンパクトなので持ち運びが簡単、ヘリコプターのようにホバリングするより省エネで長時間動作できる、という利点もあります。

計画によればホッパーは早くも来年後半にはテスト、調達される予定。なによりその跳躍力を続きの動画で確認してみて下さい。Modern Warfare 2に出てきたら、まずエイムできません。

[Via TG Daily]

動画:マスター・スレーブ式ロボット操作スーツの自作

Man builds master-slave control suit for robot; robot plays tennis, slave makes funny faces

ロボットを自由に操作したいというロボット愛好家の夢が、各社から販売される無数のロボットキットで満たされた今、彼らの次なる願いはロボットとの一体化です。写真は近藤科学の二足歩行ロボット KHR-1HV と、ロボット製作者のrodmanLT氏によるツーショット。eBayで買い集めた沢山のポテンショメータを使って、rodmanLT氏の動きを認識、そのとおりにロボットが動きます。現在は両肩、両肘、両手首の6自由度が操作可能。コントローラーにはAVR mega8を利用しています。今後の目標はもちろん全身スーツ。続きにはなんだかすごく楽しそうな動画を掲載。ロボットに踊らされているような気がしないでもありません。

恐竜ロボ Pleoの元CTO、敗因と現況を語る

Pleo lover and former Ugobe CTO John Sosoka separates robo-mind and robo-body with two new companies

恐竜ロボット Pleo のメーカー Ugobe は残念ながら破産してしまいましたが、同社でCTOを務めた John Sosoka氏が 敗軍の将として兵を語って ロボット情報サイト GetRoboのインタビューに答えています。内容はUgobeのなにがいけなかったのか、Ugobeを離れて最近なにをしているのか、など。かいつまんで引用すると、
  • Ugobeを離れてから、Vita RoboticaとPulse-Roboticsというふたつの会社を創業した。Vita Roboticaはロボットプラットフォームの研究開発を行う企業、Pulse-Roboticsはロボット・ソリューションを提供する企業。
  • Ugobeの問題(その1)は、PleoのコアであるLifeOSの情報を外部と共有できなかったこと。そうした情報を公開できればPleoは様々な分野で独自に機能を加えて活躍できるはずだったが、社内で受け入れられなかった。
  • Pulse-RoboticsはVita Roboticaが開発した技術を用い、PULSE-COREという新開発のロボット脳を各企業にソリューションとして提供する。ロボットの製造、開発はPulse-Roboticsが各業界のニーズに応じて手伝い、販売やサポートは各企業で行うかたち。PULSE-COREそのものの商用化も検討している。
  • Ugobeの問題(その2)は、Pleoの顧客を特定できなかったこと。すごいファービーなのか、高級おもちゃなのか、大人向けのコンパニオンロボなのか、研究に利用できるロボットプラットフォームなのか。
  • コンシューマー向けロボットは市場として巨大になると考えているが、たくさんの商品を大勢の顧客まですぐ提供しなければいけないなど難しいところも多い。そのため、いまはゆるやかな成長が見込める医療・リハビリ分野に注目している。
など。Ugobeのビジネス畑だった人間にたくさん恨み言があるようです。また仕方がないとはいえ、コンシュマー向けロボットにはこりごり、という感じなのは残念なところ。すごいファービーでもコンパニオンロボでもなんでも、また楽しいロボットが出てくると良いのですが。

SIGGRAPH 2009: マルチタッチテーブルで家電を集中コントロールする「CRISTAL」

画像提供: Media Interaction Lab.

8月3〜7日に開催された、コンピュータグラフィックスの祭典 SIGGRAPH 2009 のデモ展示からお届けします。

オーストリア Upper Austria University of Applied Sciences (オーバーエスタライヒ州応用科学大学?) の Media Interaction Lab. を中心に、東京大学・慶應大学なども参加して開発された「CRISTAL」は、マルチタッチ対応のテーブルを使って、居ながらにして部屋のあらゆる電気機器を遠隔制御できるというシステム。テレビ・オーディオ機器はもちろん、フロアランプやフォトフレーム、さらにはロボット掃除機 Roomba まで、座ったままタッチインタフェースで操作することができます。

テーブルには居間の様子が天井カメラを通じてリアルタイムに表示されていて、フロアランプをタッチすればスライダーが現われ、それを動かせば実際にランプの明るさを変えることができます。さらにムービーフォルダを開いて、選んだ動画をテーブル上に表示されたテレビに向かってドラッグすれば、そのムービーを実際のテレビで視聴できるなど、単に机の上にリモコンを集めた以上の優れた操作が可能。床の上をなぞれば、Roomba がすかさずやってきて掃除までしてくれます。続きの動画で実際のデモをご堪能ください。

掃除機能まで完備され、もはやそこから一歩も動かずに済む態勢が確立されつつあります。未来の炬燵はかくありたいものです。

追記: 動画追加しました。技術面での詳しい説明あり。

動画:ウィーン工科大の家事手伝いロボ「Archie」



オーストリアのウィーン工科大学は家事手伝いロボット「Archie」を6月に発表しました。続きにあるビデオで Archie が (なんとか) 動いている (ように見える) 様子を見ることができます。映像中の学生らしき人物の釈明によれば、カナダから空輸している間にバランス調整用センサが壊れてしまったとのこと。それ以前にこの腕でどうやって家事を手伝うのか、そしてどうしてこんなゴミ捨て場に放置されていた人形から取ってきたような顔をロボット研究者はつけてしまうのか、理解に苦しむところではあります。

ちなみにウィーン工科大学はかの「メトロポリス」で有名なフリッツ・ラングを輩出した大学。Archie にもせめてマリア並の身体と顔は与えてあげて欲しいものです。

[Via Hack a Day]

動画:人間と同じ骨格・筋肉構造を目指すオーガニックロボ ECCE


サセックス大学、ミュンヘン工科大学、チューリッヒ大学などの複数のロボット研究所がEECEロボットなるプロジェクトに共同で取り組んでいます。目的は人々を恐怖に陥れる外観を設計すること......ではありません。骨、関節、筋肉、腱など、人間と同じ力学構造を持つロボットを設計するのが目的です。例えば筋肉にはモーターを利用しますが、人間が出せないような力を生み出さないよう制限を加えています。人間と同じ限界を持つことで、人間と同じように環境を理解し習得することができる(のではないか)というのが彼らの考え。

研究者いわく、このロボットの強みのひとつは「人間と握手しても手の骨を折ったりはしない」こと。外見が外見だけに高度なジョークなのかもしれません。目下の問題は、見た目は別にすると、複雑になってしまったこのロボットをいかにコントロールするか。この問題を乗り越えられれば、人間らしいロボットを使うことで人間の認知について研究するという究極の目標へ取り組む構えです。続きには動画を掲載。一方、日本のロボット未夢はウェディングドレスを着た

動画:テープカットで落成式を祝うハサミロボ


写真はアイオワ州立大学 Developmental Robotics 研究室で開発中の名もなき上半身ロボットです。各腕に7自由度あるうえ、三本指も7自由度あります。三本指にはBerett Technology製のBarrettHandを使用。うち二本の指は180度動作。また、両眼にはLogitech(日本名Logicool)のQuickCam(日本名Qcam)を利用しています。眉や唇を動かしてちょっとした感情表現も可能。写真だとキリッとした二枚目ですが、よく見るとけっこう 間抜け お茶目な顔立ちです。

ロボットはちょうど電気情報工学の建物を新設するのに合わせて作られ、落成式ではテープカットを行いました。写真はそのヒトコマ。とはいえあちこちでテープカットまわりをしているわけではなく、ふだんは研究室で掴んだときの音から物を識別するなどの学習プラットフォームとして活躍しています。「ハンマーを持つ人には、すべてが釘に見える」という諺のとおり、このロボットも散髪をしてみたいとか言い出さないことを祈ります。




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