インテル、HDCPマスターキーの流出を認める

Ittousai
Ittousai , @Ittousai_ej
2010年09月17日, 午前 11:29 in crack
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数日前から騒ぎになっていたHDCPマスターキーの流出をインテルが認めました。HDCPはBlu-ray再生機やHDMI入力を備えたディスプレイなどで採用されている「経路を守る」DRM方式のひとつ。クラック対策として各製品ごとのデバイスキーが露出してもその鍵だけをrevokeする、つまり後からリリースされるコンテンツはクラックされたデバイスでは復号できないようにする仕組みを備えていますが、マスターキーはそこから有効な鍵を新たに生成することができてしまう重大な秘密にあたります。

問題のマスターキーは数日前にpastebinに投稿されたのち、" Intel Global PR " を名乗るTwitterアカウントを通じて拡散されていました。Fox や CNET などの照会に答えた Intel 広報 Tom Waldrop 氏いわく、流出した数列は「確かにマスターキーのよう」であり、正規ライセンスを受けた鍵と同様に利用できることを確認したとのこと。流出による具体的に被害については、キーが流出しても実際に利用するにはシリコン上に実装する必要があり困難なこと、仮にそうしたデバイスが登場しても法的に対処できる、としています。

「流出」の経路や方法は現時点でインテルにも不明。数年前には数十個のデバイスキーから数学的にマスターキーを推測する手法が研究者によって紹介されたこともありましたが、今回の「クラック」がどのような方法によるものかはまだ分かっていません。ただ、対応機器と接続して「悪さ」をする機器をいくらでも作れるようになったという意味ではたしかに問題でも、たとえばBDコンテンツであればとうにAACSからクラックできるようになっているためあまり変わらないという話もあります。

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関連キーワード: crack, drm, hack, hdcp, intel
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