レビュー:マイクロソフト Surface 2 試用リポート(前機種との比較編)

Brother Hawk
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2013年11月19日, 午後 03:45 in microsoft
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買ってきました編では、Surface 2のスペックを中心に紹介しました。中編では、Surface(旧Surface RT)とSurface 2でどこが違うか、具体的に実機を使って比較してみます。スペックアップだけでなく、意外と細部まで調整しているのが分かります。

Surface 2試用レポート
1. 買ってきました編
2. 前機種との比較編(この記事)
3. ソフトウェア&ベンチマーク編

ディスプレイの違い

SurfaceとSurface 2の見分け方は、リアがブラックかシルバーかを見れば簡単に分かります。ただこの点だけが目立ち過ぎて、ほかの違いにはなかなか目がいきません。そこで細かく違いを探してみたいと思います。

細部の違いを探す前に、リアの色に加えて、真っ先に分かる部分としては、画面解像度と発色の違いがあります。Surfaceは10.6型で1366×768ドット=148ppiとなります。iPhoneやiPadなどのRetina相当と呼ばれるディスプレイは300ppi前後ありますので、かなり劣る数値です(とは言え一般的なノートPCと同程度です)。近くで見るとドットやジャギが確認できます。

対してSurface 2の10.6型1980×1080ドットは208ppiです。Retina相当とまではなりませんが、それでも通常の距離ではドットやジャギーがほぼ見えない状態になります。同距離で画面を撮影した写真を掲載しましたのでご覧ください。結構差があると思いますがいかがでしょうか。


ppiの違い
Surface(148ppi) / Surface 2(208ppi)。Surfaceはジャギーが目立ちます


発色の違い
Surface / Surface 2。明らかにSurfaceの方が色が薄く、特に赤と青はかなり違います

発色に関しても、写真からも分かるように、Surface 2の方がより濃く、そして赤や青などがより鮮やかに表示します。この2点に関しては買ってきました編でも触れましたので、明らかに良くなった部分です。

またスナップインした時、IEなどは相対的にフォントサイズが小さくなります。Surfaceだと一定サイズより文字が小さくなると書体が潰れてしまいますが、Surface 2だと小さくなったフォントも文字が潰れず読める状態が維持できます。これも高くなったppiの効果です。使い比べてみると意外と大きな違いでした。

コネクタの位置などを若干調整し使いやすく

ここからは2台並べて見比べないと分からない部分となります。同社がわざわざ変更しているのですから、何らかの意味があるのは明白です。

右側面の電源コネクタの位置が少し変わりました。具体的には約1cmほど上がっています。これはスタンド時に電源コネクタを着脱しやすいようにした配慮です。一見そんなに差がないように思えますが、実際使うとSurface 2の方が外すのも付けるのも容易になりました。またスピーカーのスリットも左右共大きくなっています。

microSDXCカードスロットは、Surfaceではキックスタンドの足元にあり、カードを出し入れすると、手がキックスタンドに当たることがよくありました。Surface 2では下に近い位置に変更し、このようなことはありません。


電源コネクタの位置
Surface 2の方が約1cmほど上についているため、スタンド状態でコネクタを着脱しやすくなりました


microSDXCカードスロットの位置
Surface 2はスロットが下にあり、microSDXCカードを出し入れするとき、キックスタンドに手が当たりません

マイクの位置は、Surfaceでは上側面二箇所(ステレオ)、Surface 2ではフロントとリアのカメラの横へと、大幅に変更となっています。当然Surface 2の方がフロントカメラが有効な時はフロントのマイク、リアカメラが有効な場合は、リアのマイクを使いますので、それぞれ音を拾いやすくなっています。

ACアダプタ自体の形状は変わりませんが、コネクタ部分が変わりました。Surfaceはコネクタの上部側面にLEDがあり、スタンド時、上からのぞき込まないとLEDが見えません。しかしSurface 2はコネクタの周囲を光るように変更し、何処から見ても状態が分かるようになりました。この点は個人的にも不満だったのでうれしい限りです。


マイクの位置
Surfaceは上部側面に二つ、Surface 2はフロントとリアのカメラの横へ一つずつと随分位置が違います


ACアダプタのプラグ部分の変更
Surfaceは、コネクタの上側面にドットでLEDが埋め込まれていたので状況を確認し辛かったのですが、Surface 2はコネクタの周囲が光るようになり、分かりやすくなりました

以上のように、SurfaceとSurface 2は、一見、リアがブラックかシルバーか、キックスタンドが一段階か二段階か程度で同じに見えますが、実はユーザーからのフィードバックなどを受けて細かく調整したのでしょう、ものとしての完成度がより高くなっていることが分かります。

NVIDIA Tegra 4のパワーとフルHDのパネル、USB3.0など性能面だけでなく、同社のSurface 2に対する本気度が計れる部分ではないでしょうか。

Type CoverとType Cover 2の違い

本体ではありませんが、アクセサリのType CoverがType Cover 2となり、より使いやすくなっています。

カラーバリエーションはブラック一色から、ブラック、シアン、パープル、マゼンタと、4色に増えました(逆にTouch Cover 2はブラック一色に減りました)。スタート画面のパーソナル設定/背景色と合わすなど、ちょっとしたコーディネートができ、お洒落に使えます。

一番大きな違いは、キーボードバックライトに対応したことです。これによって例えば機内など、薄暗いところでもキー入力可能になりました。常時ONかOFFではなく、暗い場所でキーボードを触ると自動的にON。一定時間離れると自動的にOFFになる仕掛け入りです。手動でON/OFFするには、ファンクションキー1と2に相当する部分で、OFF・1・2・3と三段階の明るさ調整が可能です。



Type Cover
ブラックのみ。キーボードの周囲はレザー調で、タッチパッドはメカニカル


Type Cover 2
ブラック、シアン、パープル、マゼンタと、4色のカラーバリエーション。キーボードの周囲とタッチパッドはTouch Cover (2)同様マットな感じになりました


キーボードバックライト
暗い場所でキーボードに触れると自動的にON、一定時間離れると自動的にOFFになります

細かい部分では、Type Coverは、キーボードの周囲はレザー調で、タッチパッドはメカニカルでしたが、Type Cover 2は、Touch Cover (2)同様、タッチパッドも含め、マットな感じになりました。厚みも約6mmから5mmへと1mm薄くなっています。重量は約255g。本体と合わせても厚みは13.9mm、重さは931gと1kgを切っています。

ストロークは浅めですが、たわみはなく、ソフトながらもクリックがしっかりしている打鍵感で、Type Coverと比較して改善できています。キーピッチは約19mmと変わっていません。

既にType Coverは(流通在庫はあるかもしれませんが)ディスコンとなり、Type Cover 2に切り替っています。不満点があるとすれば、安価な本体に対して、1万2980円とキーボードとしては高価なことでしょうか。

ソフトウェア&ベンチマーク編ではソフトウェアとベンチマークテストを中心にSurface 2を紹介します。

Surface 2試用レポート
1. 買ってきました編
2. 前機種との比較編(この記事)
3. ソフトウェア&ベンチマーク編
 
 

 

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