動画:富士通が超音波でタッチパネルの触感を変えるタブレット開発、製品化は2015年(更新)

Hiromu Tsuda
Hiromu Tsuda, @boobyn
2014年02月24日, 午後 03:36 in fujitsu
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富士通と富士通研究所は、タッチパネルで「ツルツル」や「ザラザラ」といった触感が得られるタブレット試作機を開発しました。この触感技術は電子カタログ分野などへ応用し、2015年度にも製品化する計画です。 

触感技術はハプティクス技術などとも呼ばれ、これまでImmersionや京セラなどが手がけており、Immersionのハプティクス技術は富士通も採用していました。富士通研究所によると、タッチパネルの振動や静電気の発生で凹凸感を与える技術は従来よりあったものの、今回の技術は超音波振動を使ったものとのこと。



開発した技術は、超音波振動によってタッチパネルと指の間の摩擦力に変化を加え、表現の難しかったツルツルとした感覚やザラザラとした触感を指先に与えられます。

具体的に言うと、ツルツル感は超音波振動によってパネルと指の間に高圧力の空気膜を発生させ、浮揚作用によって摩擦力を低減します。超音波振動には大きなエネルギーを要するものの、携帯端末で動作する効率的な技術を開発しています。

ザラザラ感は摩擦力に変化をつけることで演出します。こうした触感情報とディスプレイの視覚情報、音の情報などを組み合わせて感覚を表現するとのこと。MWC 2014では、琴の弦に触れる感覚、DJのディスクを操る仕草、金庫のダイヤル錠、ワニの表面などを披露します。



富士通ブースにて触感技術を体験してきました。ワニの表面を実際に触ったことがないためホンモノを知りませんが、結論から先に言えば少し首をかしげるかもしれません。ただし、金庫のダイヤル錠をまわす感覚は非常に近いものあり、表現手法がまだ手探りという印象と受けました。

いずれにせよ、超音波によってツルツルする面とツルツルしない面に間断をつけたり、指先がひっかかるような感覚を与えたりすることで、今後さまざまな表現に期待が持てそうです。

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