iOS 8の写真アプリは編集を大幅強化。iCloud Photo Libraryですべての写真をクラウド同期

Shinpei Anzai
Shinpei Anzai
2014年06月3日, 午後 03:01 in Apple
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開発者イベント WWDC 2014の初日キーノートより。アップルが iOS 8 の新しい写真アプリを発表しました。編集機能は大幅に強化され、写真の内容を認識して明るさや色合いなどを自動調整する Smart Adjustmentや、構図補正の Smart Composition が加わります。また iOS 8の拡張機能を使い、サードパーティ製のフィルタを適用できるようになりました。

カメラには Time-lapse撮影モードが新たに追加。設定した長さの間タイムラプス撮影が可能になりました。検索機能も向上し、写真が撮影された日付や時刻、撮影場所、アルバム名から写真を検索できるようになっています。

さらに写真をすべて iCloud 上に保存して、複数のデバイスで同期する iCloud Photo Library も利用できます。iCloudの無料ストレージに含まれる5GBまでは無料で、それ以降は有料でストレージ領域を購入するサービスです。



iOS 8では、写真の検索機能が向上しています。写真が撮影された日付や時刻、撮影場所、アルバム名から写真を検索できるようになりました。最近撮った写真や最近見た写真が優先的に表示されるようになっています。







写真の加工ツールも強化。iOS 7でもフィルタ加工や明るさ調整機能はありましたが、iOS 8では写真を画像認識して細かなパラメータを自動調節する Smart Adjustments が導入されます。

Smart Adjustment では「Light」(明るさ)と「Color」(色)の2つを、プレビューがそのままスライダーになったUIで簡単に調節可能。

ユーザーはスライダー上で左右に調節するだけですが、アプリ側は画像全体を認識したうえで、ブライトネス、コントラスト、露出、ハイライト、シャドウといった各数値を適切に微調整しています。

人物の顔が暗いので持ち上げたら今度は空は真っ白に飛んでしまった~といった場合、画像編集ソフトでは個別の数値をユーザーが微調節する必要がありましたが、スマートアジャストではその部分を肩代わりしてくれます。





フィルタ機能も強化。編集画面でInstagramなどのサードパ―ティ製のフィルタが使えるようになります。一度写真アプリを閉じて、他のアプリを起動する手間が無くなります。




加えて撮影後の写真を自動で傾き補正し、クロップしてそれらしい構図に調節するSmart Composition機能もにも対応。

すべての編集機能は非破壊でオリジナルを保持したまま、適用ややり直しが可能。




カメラの動画機能も、タイムラプス動画も撮影できるようにパワーアップ。雲や道路を走る車などを定点観測して動画を作ることが可能になります。




iCloud Photo Library では、従来のフォトストリームだけではなく、全ての写真をクラウドに同期できます。



最初の5GB まではiCloud 無料ストレージと共有で無料。20GB は月0.99ドル、200GB で月3.99ドル、最大1TBまで保存できます。

RAWファイルを含むオリジナルのフォーマットで保存でき、好きなときにいつでもダウンロードが可能です。もちろん、iPhone / iPad、Mac、Windowsで共有可能。明るさや色合いなどを調整した場合、その結果が別のデバイスにもすぐに反映される仕組みです。



開発者向けには、「PhotoKit」APIが追加。サードパーティ製アプリでiOS のカメラロール内の写真を直接加工できます。



フォーカスのより細かなコントロールや、ホワイトバランス・露出の制御を可能にする「Camra API」なども追加されました。


iOS 8 は開発者向けに本日プレビューリリースされ、正式な一般向け提供はこの秋の予定です。

WWDC 2014 発表まとめ

 

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