クアルコム、Snapdragon 810で下り450MbpsのLTE Cat.9 3x CAをデモ

小口貴宏(Takahiro Koguchi)
小口貴宏(Takahiro Koguchi), @TKoguchi787
2015年01月7日, 午後 02:08 in CES 2015
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米国ラスベガスで開催中のCES 2015会場より。クアルコムは最新SoC Snapdragon 810 を使い、3x キャリアアグリゲーション(以降3x CA)による LTE Cat.9通信をデモしています。

キャリアアグリゲーション(CA)は、異なる周波数帯域を1つに束ね同時に使うことで通信を高速化する技術。国内ではauが2つの帯域を束ねるCAを提供中です。

クアルコムが今回デモした3x CAは、束ねる帯域を従来の2つから3つに増やして更なる通信高速化を実現します。

LTEは仕様上、帯域は20MHz幅までが規定されており、1つの連続した帯域幅では受信時の通信速度は150Mbpsが上限となります。そこで3x CAでは、最大20MHz幅の帯域を3つ束ね、計60MHz幅を同時に利用することで受信時最大450Mbps(理論値)の高速通信を達成します。

なおLTE Cat.9では受信時のみCAを利用。送信時は最大50Mbps(理論値)に留まります。



CES 2015のクアルコムブースでは、Snapdragon 810を搭載したプロトタイプ端末を用いて、4K映像をリアルタイムストリーミングするデモを実施。調整された環境下ではありますが理論値に近い440Mbps程度の高速通信を実現していました。



なおSnapdragon 810では非対応となるものの、クアルコム担当者によると送信時のキャリアアグリゲーションに対応するモデムやSoCも将来的に提供します。

なおSnapdragon 810を搭載したスマートフォン「LG G Flex 2」もCES 2015で発表されました。同端末は1月にまず韓国市場で発売予定。韓国では 3x CA(10MHz+10MHz+20MHzの計40MHz幅)を利用した下り最大300Mbpsの 3x CA 商用サービスがすでに開始されており、韓国向けLG G Flex 2も3x CAを利用できます。
 
 

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関連キーワード: CES 2015, ces2015, LTE Cat.9, snapdragon 810
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