とある手製の超電磁砲・破滅に向かう熱いキス・ISSから見るパトリシア(今週の画像ピックアップ)

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2015年10月25日, 午前 11:27 in 3d printed
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破滅に向かう二人の最後にしてもっとも熱いキス


This artist’s impression shows VFTS 352 — the hottest and most massive double star system to date where the two components are in contact and sharing material. The two stars in this extreme system lie about 160 000 light-years from Earth in the Large Magellanic Cloud. This intriguing system could be heading for a dramatic end, either with the formation of a single giant star or as a future binary black hole.

欧州南天文台(ESO)が、同じ大きさの青色超巨星ふたつがほぼ接触した状態で存在しているのを発見しました。VFTS 352 と呼ばれるそのふたつの星は地球から16万光年ほど離れたタランチュラ星雲のなかにあり、このまま行けば融合してひとつの超巨星になるか、ブラックホール化すると推測されます。

両者合わせた質量は太陽の約57倍、表面温度はおよそ4万℃(太陽は6000℃)とみられ、ESO は VFTS 352 の状態を「破局に向かうふたつの星の最後の熱いキス」と表現しています。

垂直パイプ内を這い登るロボット

世界保健機構(WHO)の調べでは、米国の建造物の約30%において通気孔から出てくる空気が屋外よりも汚染されているといいます。しかし、鉄筋コンクリートのビルなどでは通気孔も埋め込み配管とされているケースもあり、配管の交換ができない場合も多々あります。まして手の届く範囲だけを綺麗に掃除したところで何の意味もありません。



カリフォルニア大学サンディエゴ校の Duct Climbing Tetrahedral Tensegrity(DuCTT)ロボットはそんな配管内を縦横無尽に這うことができるロボット。テンセグリティ構造をもつこのロボット、通常なら不可能な配管内の上方向への移動にも対応するすぐれものです。

現在のところは動作機構を開発している段階なので、配管内を動くことしかできません。映画『ダイ・ハード』のブルース・ウィリスのようにすばやくエアダクト内を這いまわるにはまだまだ開発期間が必要です。




高速走行するゴキブリロボ Kamigami Robots

カリフォルニア大学バークレー校出身者らによるスタートアップ Dash Robotics が、組み立て式の6本足トイロボット Kamigami Robots を発表、製品化に向け Kickstarter でクラウドファンディングを開始しました。各ロボットの名前は青色のが「Musubi」、赤色は「Inari」という日本の食べ物から取ったと思しきものですが、どういうわけか緑色のモデルの名は「Goki」。

Kamigami Robots のベースになったのがカリフォルニア大学バークレー校が研究する高速走行ロボット。このロボットはゴキブリが高速に走るのに着目し、その足の動きを再現したものでした。Kamigami Robots はこの6本足の機構に紙でできたボディをかぶせたものと言えそうです。Kamigami は Bluetooth により iPhone や iPad、Android 機器で操作可能。前後左右へ自由に「カサカサ」と動かすことができます。

高速走行するゴキロボはギャラリーに掲載



とある手製のレールガン

YouTuber ユーザーの xtamared が 3Dプリンターで作ったと称するレールガン WXPR-1 を公開しました。レールガンとは火薬ではなく、電磁力(ローレンツ力)で弾を発射する銃砲のこと。

WXPR-1 の重さは約9kg、出力は950ジュール。製作者は射出する弾の初速は約900km/hに達すると主張します。試し打ちでは、台の上に置いたメロンを撃ち落とすことに成功するも、速すぎて普通の銃との違いはよくわからずじまい。しかもアルミニウム製の弾はメロンを貫通せず、内部にとどまっていました。
 

ちなみに米軍はすでに強力なレールガンをテストしており、その射出速度はマッハ7.5とも言われています。(ギャラリーに掲載)



ISS から見た史上最大級のハリケーン「パトリシア」


ISS(国際宇宙ステーション) に長期滞在中のスコット・ケリー宇宙飛行士が撮影したハリケーン「パトリシア」。中心にある目の直径は約10kmで、中心近くでは瞬間最大風速105mの猛烈な暴風雨となっている模様です。ハリケーンとしては観測史上最大規模に成長したパトリシアは日本時間10月24日午前8時ごろ、メキシコ太平洋岸に上陸しました。

ギャラリーにはパトリシアの上空を通過するISSからの映像も掲載。

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