ヤマハのライダーロボ『MOTOBOT』がロッシと対面。高速走行披露し2017年の挑戦を申込む

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2016年05月21日, 午前 07:00 in bike
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ヤマハ発動機とSRI Roboticsが「ロッシ超え」を目指して開発中のライダーロボ『MOTOBOT』が、その目標であるGPライダー バレンティーノ・ロッシとの対面を果たしました。さらに(MOTOBOTに代わって)ヤマハの技術者からロッシに対して挑戦を申し込んでいます。動画では、とあるサーキットをぷらぷらと歩くロッシが、コーナーを立ち上がるMOTOBOTを見て「何だありゃ!?」と驚くシーンから始まります。
 
 
さっそくヤマハ開発チームのトランポを訪れたロッシは、そこにたたずむMOTOBOTを見て「チャオ!MOTOBOT」とご満悦の様子。さらにヤマハのエンジニアからYZF-R1Mには全く手を加えず、すべての操縦をMOTOBOTがこなしていることを告げられます。

そして来年、2017年に計画する時速200kmでの全開走行を待ちきれないというロッシに対し、エンジニアからMOTOBOTによる挑戦が申し込まれました。どういう挑戦かはまったく説明がないもののこれを快諾したロッシは、エンジニアに言われるがままMOTOBOTのバイザーにサイン。さらにすすんでエンジニアに自分の走行データを提供すると申し出ました。
 
 
MOTOBOTはその体内に装備する各種センサーからの入力を計算し、ステアリング、アクセル、クラッチ、ブレーキ、重心移動を駆使して自ら操縦している、というのはこれまでにわかっているとおりです。しかし初公開のときからはかなり開発や各所のチューニングが進んでいる模様で、すでにレーシングスピードに近い速度でトラックを駆け抜ける姿が確認できます。

ただ、速度が上がるとコーナリング時にマシンをバンクさせる角度も深くしなければなりません。エンジニアは「より深いバンク角で走行するために格納式のアウトリガーを開発しています」と語っています。アウトリガーとは転倒防止用に左右に張り出すスタンドのこと。走行中の動画では補助輪が付いています。
 
 
いよいよ補助輪を外す段階に来たということは、そのライディングが一人前になりつつあるということですが、これまでより攻めた走りに切り替えることで転倒の危険性は逆に増すはず。中身が見えるほど軽装なMOTOBOT本体にもレーシングスーツが着せられることになるのかも注目すべきところかもしれません。

なお、MOTOBOTからの挑戦に応えたロッシのサインには「Forza Motobot! (頑張れ、MOTOBOT!)」の言葉が添えられていました。
 
 

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