50年前にVRゴーグルを作った男・転ばなくなった人型ロボ・アップルがドローンで地図データ収集(画像ピックアップ60)

VRという言葉がない頃のVRゴーグル

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2016年12月4日, 午後 09:00 in pictures
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1週間のあいだに拾いきれなかったニュースを集めてお伝えします。今回は「50年前にVRゴーグルを作った男」「転ばなくなったヒューマノイド・ロボット」「アップルがドローンで地図データ収集」などをまとめました。

50年前にVRゴーグルを作り、流行すると予言した男

 
上の写真は、SF作家であり発明家でもあったヒューゴー・ガーンズバック。世界初のSF専門誌を創刊し、後に「ヒューゴー賞」と呼ばれるようになる「SF功労賞」を創設した人物です。そのガーンズバックが上の写真(1963年LIFE誌)で装着しているのが"Teleyeglass"と表記されたTVゴーグル。

彼は1936年に携帯テレビのアイデアを思いつき、この写真の撮影数週間前に、アイデアを具体化したモックアップを作りました。ゴーグル内には2つの極小ブラウン管を備え、左右それぞれに専用の映像を見せるようになっており、それはそのまま立体映像を見ることもできたのだそう。ガーンズバックは「何百万もの人がこのTVゴーグルを欲しがるようになるだろう」と発言していました。

[Image : Alfred Eisenstaedt /The Life Picture Collection /Getty]
[Source : IEEE Spectrum]

USB破壊スティックが50ドルで販売開始

1年前にクラウドファンディングを開始して話題になった、USB端子を物理的に破壊するデバイス「USB Killer」がバージョン2.0になりました。現在割引価格の50ドルで発売されています。

USB Killerはみためこそ冴えないUSBメモリーですが、内部にはキャパシターがいくつも入っており、充分にUSB端子からの電気を蓄えたところで一気に放出してUSB端子から本体側基板を焼き切ります。最新版のUSB Killer 2.0はもし1度の放電で本体側に影響がない場合、何度も蓄電~放電プロセスを繰り返す凶悪仕様となっており、さらに別売りでUSB端子から2本の電線が出た、接触させると火花が散ることでUSB Killerが正常動作していることがわかるTest Shieldも発売中とのこと。

いずれもCEマーキングがなされており、少なくとも欧州では電気的に安全というお墨付き。いちおうUSBサージ保護回路テスターという名目にはなっているものの、まったく正当な使いみちが想像できないアイテムです。

実際にMacBook PRoを破壊する動画はギャラリーからどうぞ。


[Image : USB Kill]
[Source : USB Kill]

悪路でも転ばず歩けるようになった、ヒューマノイド・ロボットATLAS


Boston DynamicsがDARPAの支援のもとに開発していたヒューマノイド・ロボットATLASは、現在Florida Institute for Human & Machine Cognition (IMHC)のもとでその足腰、バランス感覚を強化すべく開発を続けています。

3か月前には立てた板の上でバランスをとる訓練を受けていたATLASですが、その後の最新バージョンでは、コンクリートブロックが半分地面に埋もれたような、巨大地震の後のような足元の場所であってもバランスを取って歩けるようになりました。

バランスをとるだけならムラタセイサク君でもできますが、ATLASが面白いのはその動作が人間とまったく同じように両手を左右に大きく広げているところ。これは3か月前からやっていましたが、今回はバランスのとり方がさらに絶妙になっています。あとは、もうアカン!となったときに手をグルグル回すようになれば完璧かもしれません。

[Source : IHMC Robotics(YouTube)]

Chromeブラウザー、バージョン55でFlashからHTML5への移行をほぼ完了

 
GoogleのWindows /Mac /Linux用ウェブブラウザーソフトChromeが、Flashサポートをほぼ打ち切り、HTML5をデフォルトとしました。先日発表されたバージョン55からはFlashを使用しているサイトすべてにおいて自動的に有効とはならず、ユーザーが明示的にFlash利用を宣言しなければならなくなりました。

GoogleはHTML5に統一することで「ロード時間の短縮、セキュリティ強化、パフォーマンス向上につながる」としています。
[Source : Google]

アップル、マップ作成にドローンを活用か

Bloombergが伝えるところではアップルは現在、自動車に搭載したカメラでは確認が困難な場所の地図情報を更新するためにドローンを活用しているとのこと。2015年にはFAAから商業目的でのドローンによるデータ収集、写真/動画撮影許可も得ており、収集したデータはすみやかにアップルの地図に取り込まれている模様です。

アップルのドローンチームはシアトルを拠点に組織されており、主要なメンバーはAmazon Prime Airから引き抜い
人材とのこと。

アップルはしばらく前、GPSが使えないインドアでWiFiを利用した位置情報サービスを提供する企業を複数買収しており、こちらの成果もそろそろiOSの地図アプリに取り込まれる頃かもしれません。そうなれば、さらにiPhone標準のマップが便利になることは間違いなさそうです。

「パチンコガンダム駅」もいまや昔、アップルは自社の地図アプリをGoogleマップを超えるのものにすべく地道な開発を続けています。
[Source : Bloomberg]
 
 

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