ボッシュ、服の汚れが「なに由来」かを知るセンサー X-Spect 発表。布地も調べ洗濯機を自動設定

コンセプト品(安堵)

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2017年09月4日, 午前 10:00 in gadgetry
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ドイツのテクノロジー企業ボッシュが、ベルリンで開催のIFA 2017で衣類の汚れが何から来ているのかを調べられるハンディスキャナーX-Spectを発表しました。まだコンセプト段階ですが、衣類の生地を調べ、汚れのもとを表示します。

X-Spectは一見すると家電製品のリモコンのような手のひらサイズのデバイス。しかしリモコンなら赤外線ライトが付いているあたりには特殊なセンサーが付いています。センサーを衣類に当てて読み取ったパラメーターはクラウドに送信し、その分析結果がX-Spectの小さなモニターに返されるという仕組み。

生地についている汚れを読み取ることも可能で、たとえば調味料やなにかが跳ねて付着していたりすればそそれを表示でき、もしかすると将来的にはワイシャツやパンツに化粧品や何かの汁が付着していてもそれを知ることができるかもしれません。

IFAで行われたデモでは、実際に生地に付着した口紅やチョコレートを読み取ったり、セーターの素材がウールであることを知らせたりしていました。読み取り時間は、センサーを当てておよそ2秒ほどで結果が得られていたとのこと。

X-Spectには、読み取った生地の情報をそばにある洗濯機に送り、水温や洗濯槽の回転速度といった設定を衣類の生地に合わせて自動的に変更できるというもう一つの特徴があります。これが実用化できれば、衣類汚れを効果的に落とせるうえに、いまよりも長持ちさせられる可能性があります。

具体的な実用化案としては、衣類汚れよりもたとえば冷蔵庫に内蔵して食品の鮮度スキャナーとして活用したり、料理をスキャンすればオーブンレンジが加熱時間を自動設定するといった使い方が提案されます。

なお、X-Spectはコンセプトを示すためのデバイスであるため、具体的な製品化時期などは示されていません。ただボッシュは家電メーカーであると当時にパーツメーカーでもあるので、X-Spectのセンサーや技術を応用した商品が、数年後には他社から出ている可能性もありえます。


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