完全自動運転の実現で、クルマのヘッドライトは不要に? アウディが新コンセプト公開

すぐそこまで来ている未来、それは自律運転

AutoblogJapan Staff
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2017年09月18日, 午前 11:00 in audi
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アウディの「Aicon」は、完全自動運転を実現する未来のラグジュアリー・セダン

すぐそこまで来ている未来、それは自律運転。これがアウディの「Aicon(アイコン)」コンセプトに込められたメッセージだ。もちろん車名は人工知能を意味する「AI」と「icon」を組み合わせたのだろう。

薬用ドロップのような形をした4ドアの車体は4座だが、実際には2人で乗ることを想定している。完全電動で、そして大きい。全長5,444mm、ホイールベース3,470mmは、 同社の高級セダン「A8」のロング・バージョンよりも大きい。実際、Aiconには巨大な26インチのタイヤが装着されているが、それがちょうどよい大きさに見える。


クルマが自律運転する時代には、従来のヘッドライトが不要になるらしい。代わりに600ピクセル以上のセグメントから成るデジタル・ディスプレイが装備され、他のクルマや歩行者に情報を提供する。アウディはこのディスプレイを目に見立て、瞳の大きさを変えたり、ヒトの動きを追ったりするようにプログラムした。ちょっと気味が悪い。



前後のドアは観音開きで、その間にBピラーはない。これによって、がらんとした室内に設置されたラウンジチェアのような座席まで辿り着くのに邪魔なものは何もない。視標追跡センサー、音声コントロール・モジュール、タッチ・コントロールのインターフェイス等は装備されているが、ペダル類やステアリング・ホイールは見当たらない。乗員はクルマに搭載されたパーソナル・インテリジェント・アシスタント(PIA)とコミュニケーションを取ることで、望み通りにクルマを動かせる。アウディによるとこれは「人の気持ちを察する能力を備えたエレクトリック・アシスタンス・システム」だという。やっぱり気味が悪い。




コンピュータによって運転が完全に制御されるので「事故はもはや過去のものになる」らしい。そのため、シートベルト、エアバッグなどの安全装備は「Aicon」には皆無だ。この辺で気味悪さも最高潮に達しただろうか?



前後アクスルに搭載された4つの電動モーターがそれぞれ独立して4つの車輪を駆動し、合計で最高出力353ps、最大トルク550Nmを発生するという。最近では驚くほどでもない数値だが、運転するのは貴方ではないことをお忘れなく。それよりも1回の充電で航続距離は800kmを超え、800ボルトの高電圧システムによりバッテリーを30分以内で80%まで急速充電できるということの方が重要だろう。

さて、皆さんはこんな未来のロボットカーを歓迎することはできるだろうか?



By Jeremy Korzeniewski
翻訳:日本映像翻訳アカデミー


 
 

 

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