製造終了のAirMac ExpressがAirPlay 2に対応。マルチルーム再生も可能に

まさか新機能が追加されるとは

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2018年08月29日, 午後 07:20 in Network
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アップルがWi-FiルータのAirPort Express(日本での製品名はAirMac Express)向けに、最新のファームウェアバージョン7.8を配信開始しました。

これにより、同製品はHomeアプリ対応およびAirPlay 2がサポートされ、マルチルーム再生が可能となりました。AirPortシリーズは今年4月に製造終了が発表されていましたが、アップルはまだ現役でユーザーに使われる製品としてサポート体制を継続しています。今回アップデートの対象となるAirPort Expressは、2012年6月発売の第2世代モデル。アップル公式サイトでは整備済製品が扱われていますが、すでに製造は終了し「在庫がなくなるまで」販売とされています。

最新ファームウェアは、iOSデバイス用のAirPortユーティリティアプリを通じてダウンロードが可能です。アップデートしたAirPort Expressは、iOSのHomeアプリ上で、他のAirPlay 2対応デバイスと並んで表示されるようになります。

AirPlay 2とはiOS機器から複数の対応スピーカーを操作でき、同じ音楽を再生するマルチルーム再生などが可能となる機能です。AirPort Expressは外部スピーカーが接続できるため、HomePodやApple TV、Sonosスピーカーと同様の「AirPlay 2」デバイスとして扱えるようになりました。

iOS 11.4ベータ版ではHomeアプリ内にAirPort Expressに接続されたスピーカーが表示されたことがあり、AirPlay 2のサポート予定が推測されていました。もっとも、当時はAirMac側に必要なファームウェアのアップデート配信がなかったため、実際には使えなかったわけです。

アップルは、製品の製造終了後も5年間は修理や部品の入手、バグや脆弱性のパッチ適用といったソフトウェアのサポートは提供し続けるとしていますが、新機能が追加されたことは驚きです。アップル製品の魅力の1つは、こうした息長く支え続ける姿勢にあるのかもしれません。

ちなみに、日本のAirMac Express用のファームウェアバージョン7.8は記事執筆時点ではまだ提供されていない模様。ただセキュリティ修正も含まれているようなので、近いうちには提供を開始すると思われます。いつでもアップデートできるよう、心構えだけはしておくと良さそうです。

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