女性だけのEVAが中止・Rimowaケース入りB&Oヘッドホン・人工培養血管が透析の負担を軽減: #egjp 週末版158

宇宙服は数に限りがあります

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年04月1日, 午前 07:20 in Weekend
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engadget
拾いきれなかったニュースをダイジェスト形式でお伝えします。今回は「女性だけのEVAがキャンセル」「B&O ヘッドホンにRimowaのアルミケース」「人工透析を楽にする人工培養血管」などといった話題をピックアップしました。

史上初の女性だけの船外活動がキャンセルに

NASA
国際宇宙ステーション(ISS)で予定された「史上初の女性だけでの宇宙船外活動(EVA)」は、なんと宇宙服の準備が整わず、中止となりました。予定されていた3月29日は、当初予定されたAnne McClainとChristina KochのコンビからKochが外れ、代役としてNick Hague飛行士が立てられてました。

原因は、当日に使用可能な宇宙服のパーツのうち、HUTと呼ばれる堅いベストのようなパーツが足りなかったこと。HUTにはM/L/XLサイズがあり、McClainとKochはともにMサイズを使用するものの、このサイズのHUTが2着しかなく、うちひとつは整備中で準備が間に合いませんでした。

結局、29日のEVAはMcClainとHagueの2名で実施されました。そして今回は待機する側にまわったKoch飛行士は、新たな船外作業日程として4月8日が割り当てられています。ただしこちらも発表時点では予定で、状況によりいつでも変更はあるとのこと。

UPSが医療サンプル運搬用の「ドローン路線」を立ち上げ

UPS
物流大手のUPSが、米ノースカロライナ州でドローン運搬専用のドローン路線を開設すると発表しました。といってもこれは宅配の荷物をドローンで配送するのではなく、特定の医療機関の間をドローンで結ぶというもの、運ぶのは医療用サンプルですが、車で運ぶのに比べ短時間で、重体の心配もなく運搬が可能というメリットがあります。

この専用路線はアメリカ連邦航空局(FAA)やノースカロライナ州運輸局も関わる官民連携のテストプログラムで、順調な運用が可能であれば、ほかの医療施設にも同様の試験路線を拡大していくことになるはずです。

B&O Beoplay H9iヘッドホンはRimowa製ケースが付属

Rimowa/Bang & Olufsen
Bang&Olufsenは旅行ケースメーカーRimowaとのコラボレーションしたヘッドホンBeoplay H9iの特別仕様を発表しました。Beoplay H9iは通常バージョンと仕様面の違いはなく、「革新的」と自慢するアルミニウムタッチインターフェイスとアクティブノイズキャンセル機能を備えているのが特徴です。ケースのほうもヘッドホンに合わせたかのようにアルミニウム製であり、両社のコラボレーションは旅行と音楽の親和性を強調、リリースでは両社それぞれの「アルミ製品を称賛」しています。

実際には、旅行の際にヘッドホンだけを専用のアルミケースで持ち歩くことはないはずで、ヘッドホンはスーツケースまたは手荷物カバンに忍ばせることになると思われ、かさばるアルミ製ヘッドホンケースの実用性は定かではありません。ただ、大切にヘッドホンを使う人やディスプレイ用(?)には高級感も感じられて良いかもしれません。

Rimowaケース付きのBeoplay H9iは900ドル(約9万9800円)で発売されるとのこと。

患者本人の組織から培養した血管が人工透析を楽にする

Picsfive via Getty Images
腎臓を患う人が定期的に行わなければならない人工透析は決して患者にとって楽なものではなく、医療機器メーカーや研究者は絶えずこのプロセスを改善すべく研究に取り組んでいます。

血液透析や血管疾患の治療に特化したバイオテクノロジー企業Humacyteと、米デューク大学およびイェール大学の研究チームは、患者の組織から人工培養した血管を開発しています。これは、炎症や免疫系拒絶反応の危険性がある合成ポリマー製の人工血管に代わるもので、臨床使用に一歩前進したと述べています。

血液を濾過する腎臓の役割を肩代わりする人工透析では、腕の血管から血液を引き出して透析器を通し、それをポンプで体内に押し戻します。そのため透析患者の腕には人工の、もしくは提供された人の血管が埋め込まれます。しかし、開発中の方法であれば、患者本人の細胞から培養した血管を作ることが可能となり、拒絶反応などといった負担を起こしにくくすると考えられます。

セガ、日本では販売自粛の『Judgement(JUDGE EYES:死神の遺言)』を海外で発売へ

sega
某出演者がコカイン使用によって逮捕されたため、日本では販売を自粛している『JUDGE EYES:死神の遺言』、海外名『Judgement』ですが、セガはこのゲームを欧米で6月25日に発売すると発表しました。

日本では販売を自粛しているにもかかわらず、なぜこのゲームを海外で発売するのかと言えば、海外版は問題の出演者のCGキャラクターを別のモデルに置き換え、声も異なる人のものに置き換える措置を取ったため。したがってこのゲームには逮捕された人物は登場しないことになっている模様です。

余談ですが、こうした日本側の対応には海外では違和感を覚える人もいるかもしれません。というのも、個人が薬物を使用したところで他人に対して何らかの犯罪を働いていたわけではないから。たとえば海外ではミュージシャンが何らかの個人的理由で逮捕されたところで、作品そのものはミュージシャンではなくその作品を店先からなくしてしまうようなことはありません。

セガの名越稔洋氏は、この作品の販売を自粛することについてKotakuに対し、正しい答えはないとしました。ただし、もしこのゲームの続編があるとしても、逮捕された出演者は関与しないだろうと述べています。

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