NASA、アポロ11号50周年を記念して思い出語りを募集。月への想いが公式オーディオシリーズに収録

日本語でしゃべってもいいんでしょうか

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年05月15日, 午後 04:50 in moon
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nasaNASA on the Commons, Flickr

NASAはアポロ11号の月面着陸ミッション成功から50周年を記念して、当時の人々の思い出を後世に遺すオーラルヒストリー(口述歴史)プロジェクトを企画し、そこに収録する録音データを募集しています。NASAに送られた思い出語りのうち採用された分は、公式のオーディオシリーズに収録されるとのことです。今年の7月20日は、アポロ11号が人類を月に立たせてから50周年に当たる日にち。これを記念してNASAは、過去半世紀にわたる月の文化的および科学的影響を検証しながら、将来の惑星探査を見すえたオーディオシリーズ「NASA Explorers:Apollo」を作成します。そこには月の研究者の解説や、人生と仕事がアポロ計画により形づくられた人達の話が収録される予定です。

アポロの思い出募集は、その一環として行われるもの。応募者自らが月探査に関する思い出を語るか、あるいは実際にアポロ時代(1960〜72年)を生きて当時の経験がある人にインタビューした録音を電子メールで送ることで、本プロジェクトに貢献できます。

話の長さは120秒以内。短い話ほどオーディオシリーズに掲載される可能性が高くなりますが、長い話でも(シリーズ本編に収録されず)NASAのサイトやSNSで扱われる可能性があるとのこと。

録音を始めるに当たっては、まず自分(ないしインタビューを受ける相手)がどこの出身かといった自己紹介をすること。録音装置は顔から6インチ(約15cm)以上は離す、インタビューの場合は自分と相手の間のテーブルの上に置く、質問と回答の間には少し間をはさむ、好ましいオーディオファイル形式はmp3/mp4/m4a/wavなどの細かな指示もされています。

そして自分語りまたはインタビューの際に答えるべき、質問項目は以下の通りです。
  • 月面探査はあなたにとってどんな意味がありますか?
  • 人間が再び月の上を歩くのを見たくはありませんか?
  • あなたが月について考えるとき、何が頭に浮かびますか?
  • あなたは月について何を知りたいですか?
  • 初めて人間が月面を歩いたとき、あなたはどこにいましたか?一緒にいた人、考えていたこと、雰囲気、そして感じていた様子を説明してください。
  • 1969年の生活はどうでしたか?
  • 学校での宇宙に関する授業で学んだことを覚えていますか?もしそうなら、何を覚えていますか?

録音ファイルを送る宛先はapollostories@mail.nasa.gov、提出期限は2019年12月31日。ただし6月14日までに提出されたものは、オーディオシリーズに掲載される可能性が最も高いとのことです。

10年前の40周年記念でも。発射から着陸までの4日間をオンラインで「リアルタイム」中継するイベントが実施されました。が、そちらはNASAが視聴者に対して一方通行で発信したにすぎません。

今回のように一般視聴者参加型として共感の輪を広げる形としたのは、おそらく米ペンス副大統領が「2024年までに月面有人探査」を目指すと宣言したことと関係があるのでしょう。アポロ11号当時と比べれば貧弱にも思えるNASAの2020年度予算ですが、米国民の支持を得やすくする心理的土壌を作ってから増やしていくつもりかもしれません。

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