シェンムー3、今年8月から11月に発売延期。「真のシェンムー体験を提供するため」

バッカーの反応が優しい

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年06月5日, 午前 06:00 in gaming
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shenmu
YS Net

Deep SilverとYS Netは、「シェンムー3」の発売を11月9日に延期することを発表しました。対応機種はPS4およびPCであり、前回発表されていた8月27日予定から約3ヶ月の遅れとなります。
YS Netの代表である鈴木裕氏とDeep Silverは、日本語でも発売日についてのお知らせを告知。延期の理由としては「ほぼ準備は整っている状況ですが、ゲームを完成させる前にもう少しだけリファインする必要があります」といった事情が述べられています。

「シェンムー」シリーズの第1作は、国内では1999年にセガのゲーム機ドリームキャスト専用ソフトとして発売。続編の「シェンムーII」も制作および発売はされたものの、時はすでにドリキャスの市場撤退が決定した後のこと。全11章とされた壮大な物語は2章がカットされた上に「II」では3〜6章をダイジェスト気味に収録されたのみで、未完のままで途切れていました。

しかし現実のようにゲーム内でも時間が過ぎ、人々の行動が街ごとシミュレートされたシステムは「オープンワールドの先がけ」との呼び声も高く、世界では名残惜しむ声も多かったもの。そこで2015年に生みの親である鈴木裕氏のスタジオYS NetがKickstarterクラウドファンディングキャンペーンを実施し、資金200万ドルを一夜で調達して「シェンムー3」の制作が決定しました

当初は2017年発売予定でしたが、同年6月のE3 2017への出展が断念された後、8月には大手パブリッシャーDeep Siliverと提携とともに「2018年下半期のリリースに向けて開発中」と発表。すでに現時点でも、スタートから4年越しで年号もまたいだプロジェクトとなっています。

バッカーから寄せられたコメントには「私は遅れてもかまいません。遅延が多いほどゲームは良くなります」「ゲームに磨きをかけるために時間を掛けてください」など優しい反応が少なからず見受けられます。そもそも原点の「シェンムー」は90年代末のセガサターン用に企画・開発されていたもので、ドリキャス用になったのは開発の遅れのため。シェンムー好きは発売延期を含めて愛しているのかもしれません。

とはいえ、今回の延期は1年ではなく3ヶ月に過ぎず、ゲームがほぼ完成していることに疑いはないはず。鈴木裕氏とDeep Silverがいう「私たちが得た追加の時間は、世界中のプレイヤーに真のシェンムー体験を提供することに役立つものであると信じています」との言葉どおり、現代の技術で生まれ変わった新生シェンムーを待ちたいところです。

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