アップルのARメガネ、開発コード名は「StarBoard」や「Garta」?iOS 13ベータから手がかり

隠し球があるかも?

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年09月2日, 午後 06:10 in apple
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Reuters/Stephen Lam

アップルが長年にわたり開発を進めていると見られながら、プロジェクトが一時中止されたと噂されたAR(拡張現実)/VRヘッドセット。その新たな手がかりがiOS 13ベータ内から発見されたと報じられています。米アップル関連情報サイトMacRumorsがiOS 13ベータ版から見つけたドキュメントは、アップル社内でのヘッドマウントARディスプレイ開発が続いていると示唆しているとのこと。すなわちヘッドマウントモードへの切り替えができるアプリ「STARTester」が含まれており、おそらくテスト目的でiPhone用ARヘッドセットの機能を擬似的に再現。そこには「着用」(頭に装着する)と「保持」(手に持つ)という2つの状態があるそうです。

さらにはステレオAR対応アプリ用の「StarBoard」シェルシステム(ユーザーのためのインターフェースを提供するソフト)に言及した内部READEファイルもあり。このStarBoardとは、何らかのヘッドセットを意味していると思われます。またコードネーム「Garta」なるARデバイスの開発も示唆されているとのこと。アップル社内ではメガネ型ARデバイス開発プロジェクト「T288」が進められているとも噂されていましたが、その試作品の1つと推測されています。

さらにiOS 13ベータ内のコードを掘り下げると、「StarBoard Mode」や様々な「views」および「scenes」(いずれもARアプリ開発で多用される用語)に関連する多数の文字列が発見。「ARStarBoardViewController」や「ARStarBoardSceneManager」など、その多くは"AR"絡みを窺わせる並びとなっているとのことです。

アップルは10年以上にわたってARやVRの商品化を検討しているとみられており、関連スタートアップの買収が報じられたほか、何百人もの「秘密の研究所」があると噂されたこともあります

当初は単体で動作する独立したデバイスと予測されていましたが、アップル未発表製品に詳しい著名アナリストMing-Chi Kuo氏はiPhoneの周辺機器と位置づけ、2019年第4四半期〜2020年第2四半期に量産に入るとのレポートを発表しています

ここ数年のアップルはAR技術を製品に反映することに注力しており、6月のWWDC19でも「ARKit 3」のデモを行って成果を披露していました。さらには開発中の忘れ物防止タグにもARが活用されることが明らかになっており、11日(日本時間)のiPhone発表イベントでも何らかの隠し球があるのかもしれません。

 
 

 

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