Android機の急速充電はUSB PDへ収束か。Googleが機器メーカーに対応を要請

合わせて、デジタル・ウェルビーイングへの対応も要請

塚本直樹(Naoki Tsukamoto)
塚本直樹(Naoki Tsukamoto), @tsukamoto_naoki
2019年10月11日, 午前 09:00 in google
0シェア
Android Digital Wellbeing
米グーグルがAndroidを採用するスマートフォンメーカーに対して、USB-Cポートを搭載した新規モデルでのUSB PD規格準拠と、デジタル・ウェルビーイング機能搭載への対応を求めていることが判明しました。

USB PDのPDとは「Power Delivery」の略で、最大100Wの電力を送ることができる仕様。スマートフォンにおいては実質的に急速充電の技術としても使えますが、その視点で見た場合、汎用性が高い点が特徴です。現在多くのAndroidスマートフォンがUSB-Cポートを搭載していますが、USB PDへの対応はじょじょに増加しつつはあるものの、いまだにメーカーによってバラバラ、というのが現状です。

また、一部のスマートフォンメーカーは独自の高速充電技術をアピールしていますが、これは同梱されている充電器を利用する必要があり、市販されている一般的なUSB-C充電器では(充電器側がUSB PD対応であっても)十分な性能を発揮できないケースがある......という問題もあります。

海外テックサイトのXDA-Developersが入手したグーグルのドキュメントによると、新たに販売されるAndroidスマートフォンはUSB PDの仕様に準拠する必要があります。これにより、将来的に充電器の種類を問わずに、Androidスマートフォンを高速充電できる環境が整うことが期待できます。

またその他にも、アプリの使用時間や通知、ディスプレイの色の調節、家族による子供のスマートフォン使用のモニタといった「デジタル・ウェルビーイング」機能への対応も要求されています。現状ではオプション的機能となっていますが、これが標準搭載されることで、スマートフォンの思わぬ使いすぎなどを、グラフ表示などで気付けるようになります。

気になるのは、これらの機能への対応がいつから求められるのか、という点ですが、意外と早そうです。上述のドキュメントによれば、Android 9とAndroid 10やそれ以降を搭載するスマートフォン、あるいは今年の9月3日以降にOSがアップデートされるデバイスにて必須とされています。

 

広告掲載についてのお問い合わせはad-sales@oath.com までお知らせください。各種データなどはこちらのメディアガイドをあわせてご覧ください。

 

関連キーワード: android, google, smartphone, Type-C, usb pd, USB Type-C, usb-c, UsbPd
0シェア