アップルとFacebook、マンハッタン高級オフィス確保めぐり対立のうわさ

札束の殴り合いだけでは決まらないようです

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年10月16日, 午後 03:20 in apple
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AMY OSBORNE via Getty Images

アップルとFacebookが米ニューヨーク市マンハッタン地区の高級オフィススペースの確保をめぐり、互いに競り合っていることが報じられています。今のところFacebookが有利とのことです。New York Post報道によると、2つのIT巨人が取り合っている場所とは、マンハッタンのミッドタウンに位置し、ジェームズ・ファーレー郵便局の跡地にある74万平方フィート(約6万9000㎡)ものオフィススペース。Facebookが協議中ですが、アップルも今年はじめに同じ場所を見学しており、両社が真っ向から対立しているかっこうです。

アップルとFacebookが4フロアを等分に分け合うというわけにはいかず、どちらも全フロアに加えて新たに建設される屋根の上のフロアも望んでおり、互いに一歩も譲らないそうです。

会社の規模でいえば、アップルの時価総額はFacebookの2倍以上もあり、「信用度が高い」と評価されています。とはいえ、業界の情報筋によると現状ではFacebook有利に傾いていると伝えられています。

なぜなら、問題のオフィススペースを開発しているVornado Realty Trustは、スティーブ・ロス(Steve Roth)という人物が会長を務めている会社。そしてロス氏はニューヨーク市の別の場所にあるFacebookオフィスの家主でもあり、その付き合いからFacebookに好意的と報じられています。

アップルは同じくマンハッタン地区にあるモーガン・ノース郵便局跡地の再開発プロジェクトにも興味を示しているとのこと。しかし、同じくファーレー跡地のオフィスを望んでいたアマゾンもFacebookが現地での交渉を始めた後、やはりモーガン再開発に目を向けたそうです。つまり、もしアップルがファーレー跡地の確保に失敗した場合は、今度はアマゾンと競り合う可能性が高いわけです。

IT業界で熾烈な競争を続けるGAFA(ここではGoogleは含まれていませんが)は、高級オフィスの獲得においても激戦を繰り広げるライバルになるのかもしれません。

 

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