買い替えて良かった、どこでもKindle書籍が聴けるAirPods Proは情報ジャンキー必需品|ベストバイ2019

ノイキャンすれば、そこが精神と時の部屋

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年12月26日, 午後 03:30 in airpods
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10月30日に発売となったAirPods Pro。それから約2か月が経ち、弊誌でも多くのレビューが掲載された後にイチ押しするのは少し気が引けるのですが、いいものはいいから仕方ないのです。
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もともと買う気ナシ、しかし...

AirPods Pro
そもそも発売直後にレビュー陣に加われなかったのは、「もともと買う気がなかったから」です。第2世代AirPodsを買ってから1年もせず、まだ現役なのに2つ目を買うのはなあ。それほど音にこだわる耳の肥えたユーザーでもないし、と初めは見送っていました。

なぜ買う気になったのか。1つには「AirPods、まだ現役なのに」という前提が怪しくなってきたためです。どうも左側のイヤーパッドがうまく接続せず、聞こえたり聞こえなかったり......の割合が1:10程度になってしまった。

別にリッチなサウンド体験を求めているわけではないものの、AirPodsの左右パッドは「一時停止/再生」と「曲の先送り」といったボタン代わりに等しいため、どちらか1つが不調になると満足に操作ができない。道を歩いてるときにバッタリ知り合いと出会ったり、お店のカウンターで話すときに音が止められないのはとても困ります。

しかも、AppleCare+に入っていなかった。サポートや修理料金はそう痛くないとしても、ジーニアスバーの予約を取らねばならず。半ば引きこもり気質というか生活圏にない場所にはなるべく行きたくない身としては、ネットで新品を注文した方がいいよね......に心が傾きます。

そうして揺れる心にトドメの一突きを入れたのが、弊誌のAirPods Proレビューの数々です。アップル関連の記事を書くためにざっと目を通すと、それぞれノイキャン初体験やノイキャンに慣れた立場からの感想など、視点は違えども感動のボルテージはどれも超高い。いや、筆力と情熱あるレビューは物欲を刺激されまくりなので、読まない方が身のためですね。

ノイズキャンセル機能で、どこでも耳から情報摂取

アクティブノイズキャンセル機能や、装着したまま外の音が聞こえる外部音取り込みモード、新設計のイヤーピースのおかげで耳から落ちにくくなったことは、他の方の使用レポートで何回も言及されているので、詳細はそちらに譲ります。

これらAirPods Proの新要素はどれ1つ取っても魅力的ではありますが、自分の使い方では「どれ一つが欠けてもダメ」でした。なぜかといえば、完全ワイヤレスイヤホンに求めているものが音楽再生の迫力があったり精度が高いことではなく「外で歩きながら、どこでも情報摂取」の決め撃ちだからです。

つねに情報を摂取しないと落ち着かないジャンキーのため、移動時間も情報が脳に流れ込んでこないと禁断症状に陥ります。たとえばニュースやトーク系のPodcastを聞く。あるいはAudibleなどオーディオブックを流しっぱなしにする。そうした使い方では、少し早足になったり階段を上がったりすると耳から落ちそうになる無印AirPodsはよきパートナーとは言えませんでした。

それに駅のホームで電車を待っていると、急行が通過するたびに聞き取れなくなるのです。音楽は一部を聞き逃してもいいんですが、本やニュースは全体を通して聞いて初めて意味が読み取れるため、不意の爆音がやって来たらもう台なしです。

その点AirPods Proはノイズキャンセル機能をオンにすると、精神と時の部屋さながらに耳だけは外界と切り離され「どこでも読書室」が手に入る素晴らしさ。いや、目はしっかり前後左右の安全確認をしていますが。
AirPods Pro

▲第2世代AirPodsまでの「耳穴をタップ」よりも「軸をつまんでチョイ押し/長押し」は格段に使いやすくなっています

では外部音取り込みモードは要らないのでは?というと、コンビニやスーパーのレジに並ぶときに超便利です。さすがにその時は音楽に切り替えていますが、感圧センサーを軽く押して再生を停止、長押ししてノイキャン機能をオフ。そうして流れるように精神と時の部屋から現実に舞い戻り、店員さんとやり取りできるわけです。

歩きながらKindle本を"読める"うれしさ

先にAirPods Proの用途としてPodcastやオーディオブックを挙げましたが、実際もっとも使い倒しているのが「Kindle本をiPhoneやiPadに読み上げさせて消化」だったりします。

これはiOS/iPadOSの標準機能で、[設定]>[アクセシビリティ]>[読み上げコンテンツ]にて[画面の読み上げ]を有効にすると使えます。
AirPods Pro

そしてKindleアプリで電子書籍を開き、画面の上から下へ2本指でスワイプしてやれば、読み上げが始まるしくみ。この機能を知ったときは、Kindleライブラリに並んだ大量の積ん読本がすべてオーディオブックとして立ち上がってくる......!と小躍りしました。

AirPods Pro

さらにiPhoneであれiPadであれMacであれ、手持ちのアップル製品にはすぐに接続できるエコシステムのうれしさ。右斜め上から下にスワイプしてコントロールセンターを表示し、そこでオーディオカードからワンタッチで繋げる。そこにKindleの同期機能も加われば、さっきまでiPhoneで聞いていた電子書籍の続きがiPad miniで聞ける。オーディオブックのバトンリレーができる!
AirPods Pro

ノイズキャンセル機能をオンにすればどこでも精神と時の部屋になり、耳から音楽や情報、無数の本の内容が脳になだれ込んでくる。iPad Proもコンテンツ再生プレイヤーを超えて知的生産が劇的にしやすくなるという意味で"Pro"だったように、AirPods Proも耳という空間にかつてない豊かさをもたらすPro中のProだと思うのです。

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