将来Apple Pencilは紙の書き心地も再現?アップルが特許申請

軸の太さを調整する特許は取得済み

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年12月20日, 午後 01:45 in apple
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すでに第2世代となったApple Pencilは良好な追従性やレスポンスの速さが高い評価を得ていますが、やはり「平板なガラスの上に筆を走らせる」基本的な構造に変わりはありません。

しかし、将来的にはまるで紙のような書き心地までも再現されるかもしれないーーそう予感させる特許を、アップルが申請していることが明らかとなりました。アップルがUSPTO(米特許商標庁)に申請した「テクスチャ(モノの表面の質感や手触り)シミュレーションのための触覚フィードバック付きスタイラス」なる特許は、2018年6月に提出されたものです。これが19日に公開されたことを、米AppleInsiderが報告しています。

本特許の基本コンセプトは「力感知システムが、先端に力を加えられたとき、ハウジング(機械の筐体のうち装置などを包んで保護する覆いの部分)に対する先端の動きを検出できる」というものです。そうして筆圧に応じて触覚フィードバックでユーザーに感触を返す一方で、スタイラスの筆先を動かして、あたかも紙の上で書いてるような挙動を再現するわけです。
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細長いスタイラスには多くの部品を収納できませんが「入力を検出する同じチップは、同時に触覚フィードバックを受け取ることもできる」とされています。つまり少ない部品により「ユーザーがどうペンシルを握って動かしているか」と「ペン先がどう挙動しているか」を同時に感知して処理できるわけです。

Apple Pencilについては、漫画家の高河ゆん先生から軸の細さに不満があると指摘されていました。が、実はアップルは「調整ハンドヘルドスタイラス」として、グリップの太さを変更してユーザーの手のサイズに合わせる特許も取得しています。すべての絵を生業とする人達の職場から、iPadとApple Pencilが紙を駆逐する日はそう遠くないのかもしれません。


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