転生を体感できる「Detroit: Become Human」 は年末のPS4セールで来たら絶対に買い|ベストバイ2019

せめて3周くらいはしてほしい

世永玲生(Reo Yonaga)
世永玲生(Reo Yonaga)
2019年12月20日, 午前 06:00 in bestbuy2019
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detroit become humanデトロイト(Detroit: Become Human)。

2018年5月発売のゲームですが、正直、ここまで語るのを意図的にずっと避けていました。

というのも、このゲームは「先入観なし」で楽しんでもらいたい「エポックメイキング」な作品だからです。

でも、つい最近「PlayStation Plus」のフリープレイで「詫び配信」として扱われたり、何度も大型セールの目玉商品になったりしているので、そろそろ語ってもいいかなと。まぁ色々無理くり言い訳してでも、まだプレイしていない人に向けて紹介したい気持ちがどうしても抑えきれず......今回ご紹介するのをお許しください。

実は僕もこのゲームをゲットしたのがPS4 Pro購入時の年明け。出会いは2019年なのです。

もし、この記事を読んでいるときに、年末のセール対象になっているのであれば、この記事を読まずに購入し、プレイするのをおすすめします。

ナラティブとかね......

アメリカのゲーム業界で数年前から語られている「ナラティブ」ってワードが正直僕はあまり好きではないです。

ナラティブには色んな定義があるんですが、プレイヤーの思考や行動自体がゲームの「お話」に介入して、ゲームのキャラクターだったり、プレイヤー「語り手」だったりになる、そんなゲームがナラティブなゲームと言われています。

でもそれって、例えば「真・女神転生I / II」では既に実現されてた話だし、洋ゲーなら「Fallout 3」なんて、超ナラティブ。近年のオープンワールド系のゲームだと当たり前にそれができてるものも多いと思いますし。

今更ナラティブが重要とか、某知識共有サイトでこの単語を見ると若干イラッとする位くらいにあんまりナラティブ、ナラティブ言ってるのって好きじゃないんですよね。むかーしの、ゲーミフィケーション! ゲーミフィケーション! とかと同様に。

detroit become human

でも、このデトロイトに関しては"超ナラティブ"と言いたい。今までプレイしたどのゲームよりも"プレイヤーがゲームで感じたこと、経験したこと"がゲームに反映されていて、それによるリアクションがプレイヤーに返ってくる仕組みが本当に物凄い。このゲームで成長したり変化したりするのは、ゲーム内のキャラクターではなく「プレイヤー自身」です。プレイヤーが成長するアドベンチャーRPGって言いたいほど。

基本的にはマルチエンディングのアドベンチャーゲームなのですが、分岐に関係する変数やフラグは全部で1600以上あるそう。あまりに自然に遷移することから、「他にも選択肢があった」ことをプレイヤーにあえて伝える為、ユーザーにチャートを見せるシステムをあとから取り入れたのだとか。

でも僕の周りのゲーム関係者では1周しかしてない人が結構多い! やって! 2周目! 3周目やって! そうすることでこのゲームの魅力は何倍にも膨れ上がります。

ある意味輪廻転生をするゲーム。

何度も繰り返しますが、このゲームは2度3度とクリアしてもらいたい。正直、数日あれば楽勝で1周でき、難度もそんなに高くはないです。

detroit become human

超ざっくりとこのゲームを説明すると、アクション要素のある「弟切草」をSF仕立てにして3Dにした感じ。

アンドロイドと人間が共生する社会を色んな登場人物の視点でザッピングしていきます。テーマ自体も手塚治虫の「火の鳥」の様で、生命科学やSFが好きな人にはたまらないでしょう。

detroit become human

2週目のプレイでは、初回のゲームプレイによって得られる「経験」と、初対面ではわからなかった登場人物に対する「対人感情」が備わります。プレイヤーはこれらを持って転生され、2度めを生き抜くのです。

ポケモンGOはフィールド上でポケモンをゲットするというゲームシステムを現実世界に持ち込んだ良作。最強のポケモンを探すためにフィールドを歩き回り、捕まえる、ポケモントレーナーとしての追体験が行えますが、この「Detroit: Become Human」は「転生による if」が体験できるゲームでもあります。

detroit become human

ゲームシステムにこれほどの衝撃というか"発明・革新性"を感じたのは、近年だと「Fallout 3」と「The Elder Scrolls」シリーズくらいかもしれないです。いや、それ以上の経験でした。「Fallout 3」は「プレイしている人ごとに全く違うゲームプレイスタイル」を体験として与えているところが衝撃的。スニークプレイする人もいれば、力押しする人もいる、正義プレイをする人もいれば、鬼畜プレイをする人もいる。誰を倒してもいいし、どんな方向でキャラを育てても良いというのは、いわゆるオープンワールドゲームの中でも圧倒的な自由度を誇っていました。

「Fallout 3」での体験は「真・女神転生I / II」で味わった"正義ってなんだ?"と同じくらいの衝撃がありました。ただ、これは「分岐」に対する圧倒的な物量が実現していたもので、"こうきたか"はあっても、"この発想はなかった"ではなかったんですよね。"作れちゃうのか!"という驚きはあっても、"発明"とは思わなかったわけです(オープンワールド系のゲームで、「Fallout 3」の進化途中と言えるような作品は以前にありました)。僕も「羅生門」から発想を得て、様々な視点からシナリオが展開するゲームの原案を書いたこともありますし。

ですが、「Detroit: Become Human」の2週目プレイで感じる感覚はまさに"2度目の人生そのもの"。
detroit become human

この究極の選択に対し、あなたの考え方が変わってしまうゲームであるならば、それはもうこのゲームには"プレイヤーの人生そのものを変える力がある"と言えるのではないでしょうか。

できればあなたがここまで読まずに既にプレイを始めていることを祈るばかりです。

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