Apple TV+、元HBO会長兼CEOリチャード・プレプラーと5年契約。「注目される作品」づくりに集中

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Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年01月3日, 午前 11:50 in Services
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Amy Sussman/Getty Images for THR

アップルの動画ストリーミングサービスApple TV+が、元HBO会長兼CEOのリチャード・プレプラー氏と5年間の契約を結びました。契約にはオリジナルのテレビシリーズから長編映画、ドキュメンタリーなどの制作が含まれ、プレプラー氏はニューヨークに拠点を置くEden Priductionsを通じてコンテンツを制作します。Varietyはこの契約はApple TV+のコンテンツを量産するためのものではなく「注目度の高い」作品作りにフォーカスしたものになると伝えています。プレプラー氏は「アップルは世界で最も創造的な会社の1つであり、私の次の章と新しい制作会社にとってこの上ない環境になる」とコメントしました。

HBOはプレプラー氏が務めていた28年間に『ゲーム・オブ・スローンズ』『シックス・フィート・アンダー』『ザ・ソプラノズ』などのヒット作をつぎつぎ生み出してきました。もちろん、それらは必ずしもプレプラー氏ひとりが作りあげたものではありません。それでもメディア業界における長い経験や人脈などはApple TV+にユーザーを誘い込む魅力的なプロジェクトの取り込みに貢献することが期待されます。

Apple TV+はいまのところ業界の大物が関わるプロジェクトの獲得にそれほど苦労はしていないものの、J.J.エイブラムス氏率いる制作会社Bad Robtとの契約を、これまでの実績その他の理由からWarnerMediaにさらわれたりもしています。プレプラー氏が必ずヒット作を生み出すという保証はありませんが、少なくとも人気作を数多く作ってきた制作会社でトップを務めた人物が5年契約を決めたという点は、アップルの長期戦略が信頼できるものだと業界にアピールする効果もありそうです。

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