5万円の5Gスマホが日本にも来る?500ドルを切るスマホ「TCL 10」シリーズが3機種発表:CES 2020

クワッドカメラ搭載の実力機

山根博士 (Yasuhiro Yamane)
山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2020年01月7日, 午後 12:00 in smartphone
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CES2020TCL10
TCLは2020年1月6日(現地時間)、ラスベガスで開催されるCES2020に合わせ新型スマートフォン「TCL 10」シリーズを発表しました。製品は「TCL 10L」「TCL 10 Pro」「TCL 10 5G」の3モデル。いずれもクワッドカメラを搭載し、500ドル以下の価格で販売されるミッドレンジ端末です。

CES2020TCL10

TCLブランドのスマートフォンはグローバルでは2019年9月、日本では12月末に突如発表された」TCL PLEX」に次ぐもの。3モデルともディスプレイ性能を高めたNEXTVISIONディスプレイを搭載、カメラは4つでAIによるシーン判別機能などを搭載します。

CES2020TCL10

発表会では3製品の実機が展示されていましたが、「TCL 10 L」は電源未投入の状態、また「TCL 10 5G」は残念ながら5Gの電波はつかんでいませんでした。10 L、10 Pro、10 5Gを並べて比較すると、10 Lと10 5Gはパンチホールカメラをディスプレイ左上に搭載、10 Proは水滴型ノッチのフロントカメラとなっています。
CES2020TCL10
▲ 左からTCL 10 L、10 Pro、10 5G

背面を比べると、フロント側と同様にTCL 10 LとTCL 50 5Gは同じデザインで背面に指紋認証センサーがみえます。そしてTCL 10 5Gは光の当て方で幾何学模様が見える仕上げになっています。一方TCL 10 Proはカメラが背面に面一となっており、マットな仕上げです。

3モデルとも詳細スペックは非公開ですが、おそらくTCL 10 5Gは5G対応ながら500ドル以下で販売するために、上位モデルであるTCL 10 Proを5G化したのではなく、下位モデルのTCL 10 Lを5G対応させたと考えられます。

なお4つのカメラのうち、1つは6400万画素、1つはマクロであることがカメラ下部の印字からわかります。
CES2020TCL10
▲ 左からTCL 10 L、10 Pro、10 5G

3モデルのうち注目はやはりTCL 10 5Gではないでしょうか。Snapdragon 765を搭載し5Gに対応しながらも500ドル以下の価格は、中国以外で販売されている5Gスマートフォンの中では最安値になります。

CES2020TCL10

側面から見るとカメラ部分の出っ張りがわかりますが、本体そのものも若干厚みがあるように感じられました。5G対応のアンテナ収納などのためかもしれません。

CES2020TCL10

背面カラーは2色展開。なお5G端末はキャリア販売となる予定で、現時点ではアメリカのキャリアなどと話を進めているとのこと。日本への展開も期待したいものです。

CES2020TCL10

TCL 10 Proはその名前のように上位モデルとなるようです。

CES2020TCL10
ディスプレイはよく見ると角を落としたエッジデザイン。


CES2020TCL10
背面仕上げも落ち着きのあるシックな色合いで高級感があります。

CES2020TCL10

TCLのスマートフォンはグローバル企業ではアルカテルブランドで展開されていましたが、メーカー名を冠することでイメージチェンジを図り、競争力ある価格で勝負をかけようとしています。さらには折りたたみスマートフォンも子会社がフォルダブルディスプレイを開発していることから2020年中には登場するかもしれません。今年はTCLのスマートフォンが面白い存在になりそうです。

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