FBIがiPhone 11のロックを破ったとの記述、司法省のウクライナ疑惑関連文書からみつかる

それでもアップルには執拗に圧力

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年01月23日, 午後 06:35 in security
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Jefferson Siegel / Reuters
米軍施設銃撃犯が持っていたiPhoneのロック解除に関して、FBI司法長官、さらには大統領までがアップルに対して執拗に圧力をかけ続けている件ですが、なんと司法省の文書から、FBIがごく最近iPhone 11のパスワードロックを突破していたことが明らかになりました。Bloombergによると、トランプ大統領が自身の政治的利益のために、ウクライナ大統領に民主党のバイデン前副大統領とその息子に関する情報を探らせたとされるウクライナ疑惑に関係していたとされるレフ・パルナス被告のiPhoneのパスワードロックに関して、FBIが2か月をかけてこれを解除したとの記述が、マンハッタンの連邦地裁判事宛の書簡にあったとのこと。

手紙はまた、パルナス氏が所有する他のデバイスのロック解除に関してもFBIが携わっていると述べています。

1月16日には、Motherboardがレフ・パルナス被告のiPhoneからCellebriteのソフトウェアを使ってテキストメッセージが抽出されていたという記事を報じており、その情報からはトランプ大統領からパルナス被告に対しての、ウクライナ大統領との接触に関するデータが含まれていたとされます。

またパルナス被告のiPhoneはサンバーナーディーノの銃乱射事件のときと同様にCellebriteのツールが使われたようですが、FBIはそれ以外のツールも駆使していることが報じられており、すでにその気になればいつでもiPhoneのロックを解除できる状態だと言えそう。
にもかかわらず、アップルに対して米軍施設銃撃事件における容疑者所持のiPhoneのロック解除を求め続けているというのは、やはり他に理由があるのではと勘ぐらずにはいられません。

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