SHOCK! 家の前の電柱に雷が落ちた……壊れた電子機器に保険を使う際の注意事項

明細書に「落雷が原因」と記載してもらうことを忘れずに

ジャイアン鈴木
ジャイアン鈴木, @giansuzuki
2020年01月26日, 午前 10:00 in gadgetry
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Engadget2019年9月11日に家の前の電柱に雷が落ちました。上の画像は電柱に取り付けられている陶器製の部品です。落雷時には電柱が見える2階の仕事部屋にいたのですが、外が真っ白に光ったあと、大きな火花が飛び散ったのをいまでもハッキリと覚えています。

そんな至近距離に雷が落ちたので、いくつかの電気製品が壊れました。幸い保険に入っていたので金銭的被害は最小限でしたが、今回はその顛末記をお届けいたします。

無線LANルーター2台、インターフォン、玄関の電子錠が故障

雷が落ちた瞬間、ブレーカーが落ちて、デスクトップPCを含むすべての電子機器の電源が落ちました。まずは被害状況を確認するため、電源ケーブルなどに異常がないか部屋ごとに目視で確認しつつ、それぞれの部屋のブレーカーをひとつずつ戻して、焦げる匂いなどがしないかをチェックしていきました。

とりあえず外観と匂いに異常はなかったので、次は動作確認。これまたひとつずつ電源を入れてから、しばらく様子を見るということを繰り返して、1~2時間後にようやく被害状況が判明しました。今回の落雷で壊れたのは無線LANルーター2台、インターフォン、玄関の電子錠でした。一番心配していたデスクトップPCは問題なし。また、ノートPCやスマホ、タブレットはケーブルに接続していなかったので、当然これらはノーダメージでした。

今回の落雷事故を電力会社に連絡したら、被害状況を確認するためその日のうちに複数名がいらっしゃいました。我が家の被害状況を伝えたところ、外回りにあるインターフォンは落雷時に故障することが多いとのこと。また、ルーターは電源ケーブルを抜いていたとしても、LANケーブルを通じて故障することが多いそうです。

このあとさらに詳しく動作確認したみたら、無線LANルーター2台の内、1台はACアダプターが壊れていただけだったので、予備のACアダプターですぐ復旧しました。というわけで、もう1台の無線LANルーター(A社)、インターフォン(アイホン)、玄関の電子錠(YKK AP)の修理を依頼することになりました。無線LANルーターのメーカーを伏せている理由は、のちほどご説明します。

被害額は13万6944円、保険に入っていてホントよかったです

さて、我が家はAIG損害保険の家庭用火災総合保険と地震保険に入っており、これらの保険で落雷による被害もカバーされます。そこで早速保険会社に(妻が)連絡し、保険金請求のための書類を送ってもらいました。

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▲我が家が入っていたのは落雷による被害もカバーされる保険でした

その後、壊れた各製品のメーカーに連絡して修理を依頼、見積もりを出してもらいました。被害額の総額は下記のとおりです。
  • 無線LANルーター(A社) 4万1904円
  • インターフォン(アイホン) 4万9680円
  • 玄関の電子錠(YKK AP) 4万5360円
合計 13万6944円

このとき重要になってくるのが修理前後の写真と、見積もり書(明細書)または領収書に「落雷が原因」と記載していただくこと。無線LANルーターのA社(某海外メーカー)は最初に電話したときには原因を記載いただけるとおっしゃっていたのですが、交換品到着後にもう一度電話したときには原因を記載することはできないとお断りされてしまいました。

最初に電話したときの経緯を説明したら、A社はなぜか交換費用を無償にしてくれたのですが(もちろんペンネームなどは伝えておらず、通常のユーザーとして相談しました)、どうしてかたくなに原因を記載いただけなかったのかは不明です。私は1回目の電話を録音していなかったですし、A社のサポートセンターに電話したのも約4か月も前なので、今回の記事では会社名は伏せることにいたしました。ご了承ください。

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▲アイホン、YKK APは代理店の方が修理に来ましたが、保険金請求に必要な写真撮影に対応いただき、明細書にも「落雷が原因」としっかりと記載してもらえました

なお、9月11日に落雷事故に遭ってから、インターフォン(アイホン)は9月21日、玄関の電子錠(YKK AP)は9月23日に修理が完了したものの、保険金請求に必要な請求明細書がすべて揃ったのはそれから約1か月後の10月25日となりました。

修理代理店からは事前に、2019年9~10月には大型台風が日本各地に上陸し、被害証明書の作成が集中しているため、通常よりも長い期間がかかると説明がありました。また、非常に詳細な被害証明書を作成いただいたので、個人的にはまったく不満はございません。

修理代金+見舞金2万8512円をいただけました。ありがたや

さて、今回は結局、インターフォン(アイホン)と玄関の電子錠(YKK AP)のみ修理代金が発生したので、合計金額は9万5040円。書類一式を送付したら数日後にAIG損害保険から、修理代金の全額と見舞金が支払われるとの電話が入りました。振り込まれた金額は12万3552円。つまり、2万8512円の見舞金をいただけたわけです。

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▲2万8512円の見舞金で妻と温泉旅行に出かけました

なぜ「落雷が原因」と記載してくれなかったのでしょう?

故障の原因を記載していただけないメーカーがどのくらいあるのかわかりません。しかし改めてAIG損害保険のサービスセンターに確認したところ、「落雷が原因」というメーカーの見解・判断が記載されていなければ、その製品については保険金を支払うことができないとの回答を得られました。

いずれにせよ、もし皆様が同じように落雷事故による損害を受けた際には、必ず故障の原因を記載してもらうことを強くお勧めいたします。


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