日立システムズがエジプト「王の間」3次元モデルを作成、再現度に吉村作治氏が感動

光源のないシーンでも正確に色再現

田沢梓門
田沢梓門, @samebbq
2020年02月4日, 午後 02:30 in camera
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Engadget
ジェピコと日立システムズは1月30日、東日本国際大学を中心とした「大ピラミッド探査プロジェクト」に参画し、高性能な1億画素カメラや3次元化技術を活用して大ピラミッド内部の高精度3次元モデルの作成に成功したことを発表しました。

大ピラミッド探査プロジェクトは、エジプトにある大ピラミッド内部の巨大空間を調査するもので、東日本国際大学の吉村学長率いるエジプト考古学研究所を中心に各大学機関や企業が調査・研究を行っています。

今回発表された高精度3次元モデルは、ジェピコがPhase One社の1億画素の超高解像度カメラを使用して大ピラミッド内部にある「王の間」を撮影。中判サイズのCMOSセンサーと高光感度特性などにより、光源のないシーンでも明るく正確な色再現性を持った画像となっています。

この画像を、日立システムズがPix4D社のドローンマッピング向け写真測量ソフトウェア「Pix4Dmapper」を利用して3次元化。色味や形状などを忠実に再現しているため、研究者は同データをもとに調査や検証などを実施ができるとしています。



今回の発表を受けて東日本国際大学学長の吉村作治氏は以下のようにコメントしています。
「CGによる再現などではなく、すべて本物の画像を使い、本物の色で描いているというのは衝撃的で感動しました。これまでにこのような明暗のない、色差のない王の間の画像および動画を見たことはなく、これは今後のピラミッド調査に大いに役立ちます」
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